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【レビュー№1216】ゼロ

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評価★★★ 各地の書店での売れ行きも好調で、確かテレ東のモーニングサテライトでのビジネス書ランキングでもしばらくずっと1位だったホリエモンこと堀江貴文氏の近著。 著者がTwitterでしばしばフォロワー達によるレビューツイートをRT していたので、だいたいどんなことが書いてあるかは予想がついていたが、正直なところ堀江氏も随分丸くなられたなあというのが、読んでみての感想だ。 氏が起業に至るまでの「自叙伝」的な前半部分がおそらく本書の白眉なのだろうが、確かになるほどと思うところもあるが、これとて タレブの言うところの勝者バイアス だと言ってしまえばそれまでではある。 悪くは無い書だと思うが、読んでみてのドキドキ感やキラメキという点では、 氏が出所後に行ったインタビュー記録 には及ばないと思う。 ただ、個人的には恐らく一般の多くの方と違って、評者は堀江氏に大きな期待をしているので、これからの氏の飛躍をお祈りしたい。

【レビュー№1215】ファスト&スロー

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ファスト&スロー (上) ファスト&スロー (下) 評価★★★★★ Amazonのアカウントで確認したところ、昨年の3月に本書をKindleで購入しているのだが、本日までに上下巻を5回通読してきた。やっとのことで、腹に落ちた様な気がする。 だからと言って、本書が例えば タレブのブラックスワン の様に難解な書であるわけではない(ちなみに、すっかり忘れていたがブラックスワンは4回通読してレビューしていた様だ)。 著者自らがまえがきで、また 池田信夫氏もレビュー記事 で指摘するように、本書の正体は「オフィスでの井戸端会議のネタ」のオンパレードだ。一つ一つの逸話は大した話ではないのだが、それらがことごとく直感的な予想に反するので、本書でも触れられている ミュラー・リヤー錯覚 の様に、頭の中に違和感をもたらすのだ。 池田信夫氏のレビュー記事 にもあるカーネマンの言うところの「システム 2」の負荷が高まるからなのだろう。 だからと言って、本書を避けることはかつて 評者がブラックスワンのレビューに書いた のと同様の理由で、あなたの人生にとって大きな損失となるだろう。 本書を読んでいる間に、何人かの方から「話題の本の様だが、要はなんて書いてあるんだ?」と質問を受けたことがある。 終章が「結論」となっており、強引にまとめてしまえば、 速い思考をする直感的なシステム1と、遅い思考をする熟考型のシステム2 理論の世界に住む架空の人種エコンと、現実の世界で行動するヒューマン 現実を生きる「経験する自己」と、記録をとり選択をする「記憶する自己」 ということなのだろうが、これだけ読んでも理解不能だろう。毎日1章ずつだけでも構わない。時間をかけてでも、お読みになることを強くお薦めする。

【レビュー№1214】DECOJA サイクルウインターシューズカバー

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評価★★★ 42のサイズのシューズを履いていたので、Amazonのコメントを参考にしてMをチョイスしたが意外なことにタイト。伸縮性ある素材なので、引っ張てようやくマジックテープで止まっているという感じか。もっとも、防寒具だからゆるゆるだったらそれはそれでよくないのだろうが。 装着しての防寒度合いだが、気温5度くらいを3時間くらいロードバイクで走っても無問題。装着なしの場合とは比較にならない暖かさであった。

【レビュー№1213】布施商店 装着方法6通り 超軽量 薄手 フィット感抜群 ヒートフェイスマスク

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評価★★★ ロードバイクにはそろそろ寒さが厳しい季節。やはりヘルメットからの冷却効果は尋常でないのでどうしようかと思っていたら、Amazonからこちらを薦められて購入(合計2,500円以上の買い物でないとチョイスできないようだが)。 本日着装して走ってみたら、嘘のように暖かい。口と鼻を覆って走ると息苦しいかと思ったが、前方から風が来るせいかそんなこともなかった。お値段も安いので、満足の買い物。

【レビュー№1212】世界史の中の資本主義

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世界史の中の資本主義: エネルギー、食料、国家はどうなるか 評価★★★★★ 独自の経済史観で社会経済を捉えるエコノミスト水野和夫氏、 食糧危機は存在しないと一刀両断する川島博之氏 に加え、石油問題のスペシャリストとして角和昌浩氏、グローバルヒストリーの専門家の山下範久氏が各1章ずつを担当して、それぞれの専門分野から資本主義を語った異色の書。 水野和夫氏と言えば、その著書は異様なまでに大部なことが多く、無精者の評者はなかなか手が伸びないことが多いのだが、本書では担当が1章と限定されていることもあり、かえって氏の主張がコンパクトにまとまっており、素人である評者の理解には結果的には手助けとなっている。 角和、川島両氏のエネルギー及び食糧問題に関する章も非常に興味深い。川島氏は過去から食糧危機は存在しないとの持論であるが、本書でもその主旨はいささかの変化も無い。 実は本書を読もうと思ったのは、 直近に読んだ糖質制限食の本で著者が食糧危機説に帰依していた ようなので、川島氏の説をもう一度確認したくなったからだったのだが、読み終えてみて安心した。 一方、安心できないのは本書の題名にもなっている「世界史の中の資本主義」なのだろう。そのあたりについては、 池田信夫氏の本書レビュー記事 にコンパクトにまとまっているので、一読されることをオススメする。 いずれにしても、シェールオイルを中心としたエネルギー問題、食糧問題、経済史の観点から見た資本主義の問題点について、さほど厚くも無いこの一冊で考察できることを考えれば、大変お薦めの書であると言えるだろう。

(追記あり)【レビュー№1211】炭水化物が人類を滅ぼす

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炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書) 評価★★★★★ 本書を読んでることを色んなところで喧伝していたのだが、 Facebookでは「これが本当なら香川県は全滅してる」 と言われたり、「炭水化物は栄養の基本中の基本」 と女房にバカにされたりした。今は病に倒れている実父は、 元気な頃「日本人が健康なのは米の飯を食うからだ」 と豪語していた。 ところが不思議なことに、本書でも記されているように、 糖質制限を実践されている方で、 体調がおかしくなったとか仰る方を聞いたことが無い。 かつての私の上司で、毎晩11時くらいまで深酒する方がいたが、 不思議と健康診断での数値に異常が無いという。 その時は糖質制限のことを知らなかったが、 いま本書を読んでみるとその上司の方は無意識の内に正しく糖質制 限食をしつつ深酒をしていたために、 健康を維持されていたようだ(なお、私見だが、 一部の糖尿病専門医が警告するようなストイックな糖質制限は、 まず普通の精神力の人なら不可能だ。 日に一度くらいは米やパンも食いたくなるだろうし、 数日に一度くらいは菓子やケーキも食べるだろう。)。 著者は本書の終章を「(評者追記 糖質の原料である)穀物に支配された人間たち」と名づけている。 随分大げさだなと思われるかもしれないが、 読み終えると十分に納得いく話だと思う。 騙されたと思ってご一読されることを強くオススメしたい。 本書を評者の「オススメ10冊」 の中に加える予定であることを申し添えておこう。 (追記)本書のオススメ10冊への追加は見送る。本書の著者は食糧危機論に帰依しているようだが、 今読んでているこちら によれば、やはり食糧危機はあり得ないシナリオのようだ。

【レビュー№1210】2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

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2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ 評価★★★ まったくの偶然の話なのだが、今日、娘の来春の中学受験の候補校探しに 東京農大第一高等学校中等部 の入試説明会に参上していたのだが、本書の著者は東京農大の大学院で造園学を専攻された後に不動産業従事に転じた変わり者で、しかし研鑽を経てわずか32歳で大手不動産仲介業者の店長職を得た後、現在は独立した不動産業者を経営する身だと言う。 これまた偶然なのだが、職場で先週末突如として本書のことが話題となり、いささか疑問に感じつつ、不動産業界では昨今著名人となりつつある 長嶋修 氏に確認したところ信頼に足る人物とのことだったので読書を開始した次第。 だが、正直、金融業界25年の小生にとっては既知のことが大半であった。ただし、著者が冒頭で書いているとおり、こういったノウハウが組織的に伝授されることが乏しいのが現実なのがこの業界回りの不思議なところだ。よって、本書の帯にある通り、不動産業・建設業の新人さん、不動産に投資したい人、大家さん、銀行員(の新人)にとっては、本書はある種の福音書の地位を占めるのだろう。 ある不動産業専門家曰く、本書で参考になったのはP123から始まる「不動産心理学」のくだりだと言う。 こうなると、やはりおよそ社会で営業に携わる人間にとって、すべからく カーネマンの近著 は必読であると認識を新たにした。評者も既に4回通読したが、近いうちに再読しレビューを書きたいと思う。