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この10年の本ベスト10

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池田信夫氏が過去10年のベスト(経済)書を披露されている。 まだ、読んだ事ない本多いなー。さっそく図書館に予約したが、名著が多いようでかなり順番待ちとなりそうだ。 (以下引用) この10年の本ベスト10 from 池田信夫 blog by ikedanobuo 雑誌には「今年のベスト10」が載る季節になったが、ここでは範囲を広げて2000~09年の10年間のベスト10を選んでみた。私の 週刊ダイヤモンド の書評も、まる10年になった。来春には「経済書のブックガイド」を出す予定。原書を除いてリストアップすると、 クリステンセン 『イノベーションのジレンマ』 コルナイ 『コルナイ・ヤーノシュ自伝』 ネグリ&ハート 『帝国』 グライフ 『比較歴史制度分析』 タレブ 『ブラック・スワン』 アカロフ&シラー 『アニマルスピリット』 デリダ 『マルクスの亡霊たち』 中山信弘 『著作権法』 レッシグ 『コモンズ』 アンダーソン 『ロングテール』 1は今や古典になったが、これを日本で世に出したのは私の書評だった、と訳者に感謝された。2は社会主義という壮大な悲劇を経済学者が分析した感動的な本。3も9・11以後の状況を語る上で定番になった。5も版元の副編集長に感謝された。ポストモダンの巨匠もほとんど世を去ったが、7や 『生政治の誕生』 などは今でも重要な問題を提起している。8は唯一の日本人の著書だが、著者の情熱をもってしても既得権の壁は厚いようだ。9と10は、インターネットを理解する上での必読書。 上のリストの本の多くは、原著が出たとき取り上げたものだ。当ブログは編集者によく読まれているようなので、次の本はぜひ訳してほしい: Tirole, The Theory of Corporate Finance Gali, Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle Mankiw, Macroeconomics Boldrin-Levine, Against Intellectual Monopoly Bhide, The Venturesome Economy Sen, The Idea of Justice 1は企業統治理論の決定版。「株主資本主義」を批判する人は、これぐらい読んでほしい。2はDSGEの教科書としてはコンパクトでわ...