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5月 31, 2018の投稿を表示しています

【レビューNo.1662】ビジネスマン「身だしなみ」向上委員会

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評価★★★ 松屋銀座紳士服カリスマバイヤーの宮崎俊一氏の最近作。これまでのムック本の体裁を脱して本書がおそらく初の単行本ということになるのだろう。したがって、これまでの3作に比べるとカラー写真等が無くなっておりやや不親切なところも感じないでもない。本書を読む前に著者の既著ムック本3冊を完読しておかないと、内容を理解するのは難しいだろう(なんせ、それなりなテクニカルタームが随所に出てくる、、、巻末に用語解説欄はあるが)。関心したのは、お詫び会見用のスーツに何を着るか?ということに対する氏の提案。ネタバレを避けるためここには書かないが、かの日大関係者も彼に指導を乞うべきだったろう。

【レビューNo.1661】今そこにある危機

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評価★★★ 続いてNHKのBSでこちらが放映されたので連続視聴。パトリオット・ゲームの続編という趣だが、今作はお嬢さんは登場せずハリソン・フォードの家庭のお父さん感は後退。しかし、CIA職員としての活躍ぶりは本作の方が上だろう。それにしても、いまこうしてこの時代のスパイもの?を見ると、時代背景がアイルランドのIRAとかコロンビアの麻薬密売組織といったことで、同時多発テロ以降の世界を思うとなんと牧歌的な世界だったのかと思わせる。

【レビューNo.1660】パトリオット・ゲーム

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評価★★★ 先月のトム・ハンクスに続いて、今月は NHK の BS の映画物はハリソン・フォードの特集らしくひさびさにこちらを録画で視聴した。 言わずと知れたトム・クランシー原作の特殊工作員もの。 1992 年の公開であり、今見ると古びたところ(例えば軍事衛星の画像解析シーンなど)も感じるが、ハンソロもといハリソン・フォードが家庭を持つ父親として大活躍しており、世のお父さん方が帰宅後ビールでも飲みながら見るには最適だろう。当たり前だが、ハリソンフォードも若々しくて弾けるばかりだ(実際には CIA 職員を辞めたのち軍事史研究学者になっていた役どころだが)。