評価★★★★ 松屋銀座の宮崎カリスマバイヤーの本に、オンでもオフでも履いていける究極の靴としてスエードのチャッカブーツが紹介されているのは前から知っていていつかは買いたいと思っていたが、なにせ氏が推薦する舶来ものは 6 万円以上もするのでおいそれとは買えない。 ようやくカジュアルで履いている靴と黒の革靴が同時にダメになったので松屋まで買いに行ったのだが、なんと評者の扁平足?には当該商品は合わないことがわかった。似たようなのを 5 足くらい取っ替え引っ替えした結果、 リーガルが偶然にも今秋から新たに同タイプのものを新商品として投入していたもの がフィットしたので購入。舶来ものは 6 万円台だがリーガル(なお恥ずかしながら今までリーガルが日本の靴製造メーカーとは知らなかった)は 3 万円台とほぼ半値だが、製造工程(グッドイヤーフェルト工法)等は全く同じであり、ここにも日本の恐るべきデフレが垣間見えた気がした。 意を決して、会社にスーツとこのブーツにて出勤したが、宮崎氏が本に書いていたように全く違和感が無い。履き心地はちょっと足が締め付けられるような感じがしていたのだが、何故か帰宅後靴を脱いだ後は、疲労感が少なく感じられたのは不思議だった。なお、スエードの靴は手入れが必要だそうで、履く度に帰宅後ブラッシング(できれば豚毛のブラシ)をすることと雨天時は防水スプレーをすることが必須だそうだ。雨に強い靴だが、二日続けて履くのはダメだそうだ。ご存知の通りリーガルの靴は補修が効くので、適切にリペアすれば 10 年は履けるとのことだが、さてどうなるだろう。