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【レビューNo.1476】すべての疲労は脳が原因2 <超実践編>

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評価★★★★ 池田信夫氏もレビュー した 疲労の原因は脳だとする新書 の続編。前著を読んでいる方であれば何の違和感も無く入っていけるだろう。「超実践編」とあたかも野口悠紀雄先生の一連シリーズのような副題が付いているが、今回は理屈よりこうやったらいいよという話の連続なので、もしかすると前著よりこちらからお読みになったほうが面白いのかも知れない。前著で話題になった鳥のもも肉に加えて豚ロース肉とカツオが推奨されていることくらいはネタバレしても怒られないであろうかw

(2020/11/8更新)推薦図書10冊

かつて Amazonでレビューを書いていた が、こちらのブログでレビューを書くことにした。そこで10冊に絞って皆様にお薦めできる書籍をご紹介を申し上げたい。 1  反脆弱性 2  ファスト&スロー 3  文明と戦争 4  世界史を創ったビジネスモデル 5  臆病者のための億万長者入門 6  失敗の本質 7  奇跡の脳 8  イスラム2.0 9  オペラ歌手誕生物語   10  道は開ける 1(2018/2/26追加)は諦めてしまうほど長く翻訳が待たれたタレブの現時点での完成形作品。出世作「ブラックスワン」ではどちらかと言えば「リーマンショック」に端を発する金融の世界がターゲットとなっていたが、今回は医療や健康、糖質制限等々あらゆるベクトルにタレブ節が炸裂している。次回作の skin in the game も英語版は発刊されており、早期の邦訳を今度こそは期待したい。 2(2014/1/3追加)は長く待たれた カーネマンの自著の邦訳 。21世紀の古典として全人類必読書だろう。 3は2012年の個人的なベストワンだが、何故北朝鮮が核開発に血道をあげるのかといったことは、こういう本を読まないと理解できないだろう。 人類の歴史(というか先史時代が大半)200万年のうち99%の期間は、死亡率20%に達する戦争の時代 であったと説く衝撃の書。 4(2018/3/3追加)は、野口悠紀雄先生ならではの学際的ワールドが炸裂した快作。映画テルマエ・ロマエでしかハドリアヌス帝のことは知らなかったが、世界史苦手(特に受験で回避した人)な方にもお薦めかと。多様性とフロンテイアを失いつつあるアメリカは、ローマ帝国と同じ道をたどるのだろうか? 5 (2017/2/19追加) は、小生の心の人生の師匠である作家橘玲氏による、ごくごく普通の人向けへのお金(投資、持ち家、生命保険、国家破産への懸念への対応等々)についての入門書として秀逸 。著者によれば、年金問題も国家破産も何も怖くないのだという。 6(2016/2/13追加)は、おなじみの不朽の名作であるが、今般のアベノミクスの混乱を見ていて、相変わらずの日本の経済、社会、組織の旧態依然に頭が痛くなった。私も近々再読したいと思う。 7は、 TEDでも歴代で最も人気のあるプレゼンのひとつ でおな...