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3月 11, 2017の投稿を表示しています

【レビューNo.1493】税理士が見つけた!本当は怖い事業承継の失敗事例50

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評価★★★ 直前に同様ジャンルの他の本 を読んで、セカンドオピニオンとしてこの本を手に取ったのだが、なぜかAmazonに付けられたレビューが厳し目だったので疑問に感じながら読み進めた。おそらく、内容としては本書の方がより細かく専門的かつ的確に書かれていると思うのだが、 先に紹介した類書 は主として実際にあった事例を基にしたストーリー仕立てとなっておりより理解しやすいのだ。だからと言って本書の意味や位置づけが低下するわけではないのだが、いやはや人を相手に本を出すということも大変なのだな、と思った次第w

【レビューNo.1493】モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番&第21番

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評価★★★★ 内田光子もいよいよ巨匠の域に達した様に思うが、モーツアルトのピアノ協奏曲もかつてはジェフリー・テイト指揮による一連の録音が高く評価されていた中、最近はご自身の弾き振りでクリーブランド管弦楽団との再録音に挑んでおられたようだ。このほど、 再びグラミー賞受賞 とお聞きしたこともあり、ジュノームと21番とのこの盤を聞いてみた。若き日の溌剌とした演奏とは違い、やや円熟味というか角が取れたというか。まあ、氏も68歳になられたとのことにて当然のこととは思うが。 Amazonレビュー でどなたかが、何度か聞くとこの録音が馴染むと言っておられたが、確かにかつて 吉田秀和翁が絶賛したジュノームのバレンボイム・ベルリン・フィル盤 をいつも聞いていると疲れてくるだろう、と思わせる今回の録音だった。

【レビューNo.1492】リスト・アルバム

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評価★★★★ 昨今N響の首席指揮者であるパーヴォ・ヤルヴィ指揮での協奏曲共演者ピアニスト等から評価急上昇中( こちらの動画はYouTubeで350万回超再生 )の美女ピアニストの ブニアテイシヴィリ によるリスト曲集。 冒頭はその YouTube350万回再生の演奏会のアンコール でも弾かれている「愛の夢」。その動画でのエネルギッシュな演奏をこちらで期待すると裏切られる。おやっ?と思って聞き続けるとその理由はすぐわかるだろう。そう、このアルバム全体として彼女は一つの世界を創り出そうとしているのだ。だから「愛の夢」は序曲に過ぎない。いきなり全開フォルテではおかしいわけだ。そこから先はご期待されているような超絶技巧とエヴァンゲリオンの碇シンジ君を想起させるシンクロ率400%の世界だ。