もはや、テロにもムーアの法則が適用される時代となったようだ。 (以下引用) 【ワシントン共同】 17日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは国防情報当局高官の話として、イラクやアフガニスタンで駐留米軍の無人偵察機が上空から撮影した映像が、武装勢力に傍受されていたと報じた。米軍の軍事作戦を予測し攻撃から逃れるために利用していたとみられる。 傍受に使われたのは26ドル(約2300円)ほどで市販されているソフトウエア。世界最高の装備を誇る米軍が、手製の仕掛け爆弾など単純で安価な兵器に苦しむ「テロとの戦い」の実情が、あらためて示された。 同紙によると、イラク駐留米軍が昨年12月と今年7月、イランの支援を受けるイスラム教シーア派武装勢力から押収したパソコンに、傍受映像が保存されていた。 無人機は映像を暗号化せずに地上の司令部に電送しており、武装勢力は衛星経由で映画や音楽などをダウンロードするソフトを利用し、これを日常的に傍受していた。