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11月 6, 2009の投稿を表示しています

(やや旧聞ですが)バフェットの賭け

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報道されている通り、バフェットが米鉄道会社に大規模投資をすることになった。 FTが詳細に報じているようなので、ご紹介しておこう。 (以下一部引用) 賢人バフェット、一世一代の博打 米鉄道大手BNSF買収に見る投資哲学 from JBpress(日本ビジネスプレス) 最新記事 2009年11月05日(木) [ Financial Times ] 賢人バフェット、一世一代の博打 米鉄道大手BNSF買収に見る投資哲学 [Financial Times] その規模を別にすると、バークシャー・ハザウェイが米鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)に行った買収提案は、これ以上ないほどウォーレン・バフェット氏らしい買収である …続きを読む

日本の財政が破綻する確率は99・91%

ちょっとショッキングな内容だが、そういう考え方もあるということでご紹介しておこう。 (以下一部引用) 財政の「破綻確率」 from アゴラ beta by itnypartners 慶應義塾大学経済学部教授/櫻川昌哉  現在、HP 上で、日本の財政の破たん確率を公表しています。結論から先にいえば、「経済財政の中長期方針と10年展望(骨太の方針’09年版)」をもとに試算すると、今後100年間に日本の財政が破綻する確率は99・91%に達します。数字を見る限り、ほぼ絶望的な数字です。  破綻確率の計算方法は以下のとおりです。まず政府の目標値に沿って、今後の平均的な実質成長率と基礎的財政収支を設定します。次に成長率と整合的な金利を算定した上で、将来のGDPと債務残高(GDP比)をシュミレーションし、最後に100年後の債務残高の分布を描き、それが、骨太の方針が初めて公表された2006年度の債務残高(GDP比)上回る割合を「破綻確率」として算出しています。 続きを読む

ジム・ロジャーズ@日本

引き続き日本滞在中のジム・ロジャーズ。各種マスコミインタビューに応えているようだ。 みかんさんのところのまとめ記事をコピペさせていただこう。 (以下引用) 世界経済回復のけん引役はアジアと資源 from ジム・ロジャーズ情報ブログ by みかん  モーニングスターと毎日ニュースのジム・ロジャーズインタビュー記事です。下記は一部抜粋なので全文は本サイトでご覧下さい。 11月5日(モーニングスター): 単独インタビュー=ジム・ロジャーズ氏に聞く  ――経済が回復する中でけん引役となる国、もしくはテーマは?  「一般的には資源国だ。ベルギーよりはブラジルが、イタリアよりはオーストラリアが、アメリカよりはカナダの方が状況が良い。また、日本、中国も欧米よりは良い。総合的に言えば、アジア諸国の方が西欧よりも良い。良いと思うところは、中国、韓国、香港、シンガポールなどアジアだ。  テーマに関しては、よく分からない部分もあるが、あえて言えば、アジアと資源だ。また通貨もある。通貨は今後10-20年で大きく状況が変わるだろう」  ――農業、水処理の話が出たが、いわゆる「グリーンニューディール」や環境問題は経済回復のテーマとなるか?  「世界的に政府がグリーンニューディールをサポートしているので、明るい。ソーラーパワー(太陽光発電)も、個人的には経済的だとは思わないが、政府がサポートする方向にあるので、明るいだろう」 ――日本経済の現状をどうみているか? また、政権交代が起こったが鳩山政権をどうみているか?  「今回政権が変わったが、どこの国でも政権交代には良いことも悪いこともある。日本でも起こるだろう。セクターとしては、政府に友好的であれば良くなるが、そうでなければ悪くなる。  現政権は日本を良くするといっているが、どうなるのかは私には分からない。例えば、出生率が上がれば日本にとっては良いことだが、破産してまでとなっては良くはない。無駄な公共工事をやらないというのは良いことだ。ただ、実行に際して悪いことは起こり得る」  ――今の日本は投資対象となり得るか?  「通貨に関しては弱いとは思っていない。保有するとすればドルよりも円だ。  政権が変わったときに注意しなければならないのは、政権がどの業種・業態をサポートするかだ。現政権は子育て支援を掲げている。本当なら子育て関連株の株価が上がる