投稿

11月 10, 2010の投稿を表示しています

沖縄をタックスヘイヴンに

またまた橘玲氏のブログからご紹介だが、沖縄特区は昔から言われていることだが、確かにこういう生き方はあるかも知れぬ。 (以下全文引用) 沖縄をタックスヘイヴンに : " 明日、沖縄県知事選が告示される(28日投開票)。今回は民主党が候補者の擁立を断念したので、米軍普天間基地の県外移設を求める現職と、国外移設を求める前宜野湾市長の争いになるのだという。 しかしこの議論は、(いつものように)むなしさと徒労感に覆われている。米軍基地の県外移設や国外移設がほとんど不可能なことは、政治家はもちろん、基地に反対する沖縄県民にもよくわかっているはずだからだ。 1972年の返還以降、米軍基地受け入れの代償として、沖縄には巨額の援助(公共投資)が投じられてきた。しかししそれでも、沖縄は現在でも日本でもっとも貧しいままだ(平均所得は東京の半分で、失業率は全国一)。援助は一部の既得権層を潤すだけで、地域の経済発展にはなんに役にも立たなかった。 それでは、沖縄はこれからもずっと貧しいまま、基地の重圧に苦しまなければならないのだろうか。ここでは、沖縄県民の平均所得を劇的に増大させ、失業率を大幅に下げ、みんなが豊かになる実現可能な政策があることを論じてみたい。 私の提案は、とても簡単だ。 1)米軍基地を受け入れるかわりに、沖縄は日本国に対して自治権を要求する。 2)日本国の自治領として、タックスヘイヴン(オフショア金融センター)化を実現する。 ジャージー島やガーンジー島、マン島などイギリス周辺の島々は、淡路島や伊豆大島くらいの広さしかないにもかかわらず、イギリスでもっとも豊かな観光地・別荘地として知られている。実質的にはイギリス領だが、広範な自治権を認められていて、タックスヘイヴン化によって金融ビジネスの一大拠点になっているからだ。 ジャージー島などの金融制度に準じれば、沖縄(琉球)タックスヘイヴンは、具体的には次のような税制になるだろう。 金融商品(預貯金・株式・債券・ファンド・デリバティブなど)から得るインカムゲイン(利子・配当)とキャピタルゲイン(譲渡益)は非課税。 相続税・贈与税は廃止。 (沖縄の)域外で得た所得には課税しない。 日本居住者は域内の金融機関を利用できない。 沖縄がタックスヘイヴンになれば、中国や台湾、韓国などから莫大な資金が流入するだろう。中国の富裕層にとっては

【休日じゃないけど休日モード】How a cool guy gets into a car!!

主要国、新たな金本位制の導入を議論すべき─世銀総裁=FT

それにしても、ゼーリックはなにを考えているのだろうか? (以下、ロイター記事一部引用) 主要国、新たな金本位制の導入を議論すべき─世銀総裁=FT : " [シンガポール 8日 ロイター] 世界銀行のゼーリック総裁は、8日付英紙ファイナンシャル・タイムズ(FT)への寄稿文で、主要経済国は為替相場の指針となる新たな金本位制の導入を検討すべき、との見解を示した。

[政治][経済][米国][住宅][金融][経営][システム開発]1+1=0.8くらい?

毎度の@masayang氏のブログであるが、米国の夜明けはまだまだ遠そうですな。 (以下一部引用) [政治][経済][米国][住宅][金融][経営][システム開発]1+1=0.8くらい? : "中間選挙やらQE2やらですっかり忘れ去られた感のある米国Foreclosureスキャンダル。 Naked Capitalism: Bank of America’s Servicing Nightmare →バンカメの債権回収部門(Servicer)の苦戦ぶりを伝える記事。 バンカメが吸収したCountrywideは色々問題ある貸付を行ったのは事実だけど、債権回収業務については高度なノウハウとシステムとを持っていたらしい。だが合併で旧Countrywideの従業員・管理職の多くはクビとなり、残ったのは ..."

第18回 口座別の証拠金、ヘッジ阻む

例によって、橘玲氏のブログからご紹介。踏み上げさんが喜びそうな内容であるw (以下全文引用) 第18回 口座別の証拠金、ヘッジ阻む : " 金融の教科書を読むと、「投資とはリスクをとることだが、すべてのリスクはヘッジできる」と書いてある。ヘッジというのは、ようするに保険をかけることだ。 僕は最初、この意味がさっぱりわからなかった。ヘッジでリスクがなくなれば、残りはいいことばかりじゃないか。 もちろん、世の中にこんなうまい話はない。保険をかけて悪いこと(リスク)をなくせば、いいこと(リターン)も同時に消えてしまうのだ。 それでもヘッジという考え方は、十分に魅力的だ。 たとえば日本株を900万円分持っているとして、「株価は一時的に下がるだろうけど、そのあと持ち直す」と予想したとする。ヘッジの手段がなければ、いったん売って買い戻すしかないが、デリバティブを使えば日経225先物を1枚売っておくだけでいい。 あるいは米国債を800万円分持っているとして、当分は円高が続くと予想したとする。為替差損を避けるために債券を売却すれば配当を受け取れなくなってしまうが、FXで10万ドルを売り持ちすることで為替リスクをヘッジできる。 どちらも教科書には当たり前みたいに書いてあるけれど、実際にやろうとすると、こんなふうにはぜんぜんうまくいかない。 たとえば僕が、証券会社に900万円分の現物株を預けているとしよう。そこでヘッジのために日経225先物を1枚売ろうとすると、同じ証券会社の先物口座でも、証拠金が別に必要になる。さらに株価が上昇する(先物の売りポジションで損失が発生する)と、追い証まで要求される。 でもちょっと待ってよ。現物株で先物の損失と同額の利益が出ているんだから、プラスとマイマスが相殺されて損益ゼロのはずでしょ――と文句をいってもぜんぜん相手にされない。 FXも同じで、証券口座に米国債を保有していても、ドルを売るときには別に証拠金が必要で、ドル高(円安)で損失が出るとポジションが強制的に決済されてしまう。米国債で為替差益が出ているのに、勝手に解約されたらヘッジの意味がなくなっちゃうじゃないか……。 この問題を解決するのは、ものすごく簡単だ。証券口座と先物口座、FX口座を統合して、すべての取引で証拠金を共有できるようにすればいい。これで、米国債を担保にFX取引をしたり、日

【中学生経済学者のブログをご紹介】自分が将来を楽観する理由

イメージ
週中であるが、早帰りしたので更新しておこう。 下記のブログは 「中学生経済学者」としてツイッター界では有名な彼のブログ である。 これは、やや短い記事であるが、意外なまでにツイッターやフェースブックで回覧した時の反響が大きかった。 ご本人も予想外の反応であったようだが。 (以下全文引用) 自分が将来を楽観する理由 : " Tweet たいていの経済学者は将来に対して楽観的だ。スティーヴン・レヴィットも、ティム・ハーフォードも、スティーヴン・ランズバーグも、そしてラッセル・ロバーツも。 なぜ将来を楽観できるのだろうか? それは、今まで人類に立ちはだかってきた困難を「イノベーション」で解決してきた歴史があるからだ。 「世界の終わり」はこれまで何度も訪れている。1900年始めには世界各地の問題で主な交通手段だった馬の糞が増え続け、都市の終わりとしてセンセーショナルに取り上げられた、という話が「 超ヤバい経済学 」に載っている。 もちろん、全ての問題がイノベーションで解決するわけではない。しかし、イノベーションの威力はたいていの人が思っているよりすさまじい。将来を悲観する理由はどこにも見当たらない。 404 Blog Not Found: それでも私はなるべく後に生まれる方を選ぶたった一つの理由 ここではあえて、若者世代の方の方がいい理由を述べることにする。 理由は、これしかない。 世の中、進歩しているから。 私はこれに全面的に同意する。 "