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IMF:理事会は9月末までに金売却の是非を投票へ

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IMF:理事会は9月末までに金売却の是非を投票へ 今週は、なかなか気になる記事が多かった。これもその一つ。 (以下引用)  7月2日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)の理事会 は、保有する金準備の一部売却の是非について9月末までに投票する 見通し。IMFの金保有量は国・機関の中で世界3位。  IMFの渉外担当ディレクター、 キャロライン・アトキンソン 氏は ワシントンで記者団に対し、「投票は夏ごろになる見通しだ」と語った。  米議会は先月、IMFの同国政府代表者にIMFの金売却計画に同 意する許可を与える法案を承認した。  アトキンソン氏は金の売却規模や理事会での投票日程の詳細は明 らかにしなかった。金売却には理事会で85%の賛成が必要になる。同 氏によると、理事会では売却の「方法と時期」について詳細な「方策」 を別途協議するという。  同氏はまた、IMFが8日に世界経済見通し(WEO)の改定値 と国際金融安定性報告書(GFSR)の改訂版を公表すると発表した。 (引用終わり)

中国人民銀:貿易の人民元決済を許可、優遇税制策を公約

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中国人民銀:貿易の人民元決済を許可、優遇税制策を公約 会社の掲示板でも展開したが、重要な報道でもあり記録のためこちらにも掲示する。 (以下上記記事の引用) 7月2日(ブルームバーグ):中国人民銀行(中央銀行)は2日、 企業が人民元を貿易の決済通貨として使うことを同日付で認めると発 表した。人民銀はまた、輸出入業者のドルへの依存を低下させること を目指し、優遇税制措置を公約した。  人民銀が同日ウェブサイトで公表した 声明 によると、同銀は民間 銀行に対し、人民元での決済サービスを提供するよう促す。中国本土 では上海のほか広東省の4市、本土外では香港とマカオ、さらに東南 アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で同サービスを利用することが できるという。  人民銀は声明で、「中国ならびに近隣諸国の企業は、ドルやユー ロなどの主要通貨の大きな揺れに伴う為替レート変動という相対的に 高いリスクに直面している」と指摘した。  中国銀行のアナリスト、 石磊 氏(北京在勤)は「人民元を国際通 貨にするために中国がとった第1歩だ。これが輸出業者を為替レート の揺れから守り、世界の通貨システムにおける人民元の役割を高める だろう」と語った。 優遇税制措置  人民銀によると、税当局は輸出業者向けの元建て決済の奨励策に 取り組んでいる。中国銀行が香港とマカオの決済銀行となる。   中国工商銀行(亜州) の副ゼネラル・マネジャー、スタンレー・ ウォン 氏は5月5日のインタビューで、香港での人民元建て貿易決済 プログラムが始動すれば、香港の対中貿易の約50%は人民元で決済 されるとの見方を示した。香港企業は人民元建て貿易を望んでいると して、人民元は恐らく対ドルで年3%以上のペースで上昇するためだ と説明した。 (引用終わり)

グロス氏:「新たな標準」下では、債券や配当付き株式に投資を

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グロス氏:「新たな標準」下では、債券や配当付き株式に投資を 7月のビル・グロースのインベストメントアウトルック(英文) が公開されているが、それに呼応した記事が配信されているので、以下ご紹介しておきます。 (以下引用) 7月1日(ブルームバーグ):債券 ファンド 大手、米パシフィッ ク・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同投資責任 者 ビル・グロス 氏は1日、米国が貯蓄増・消費減という「新たな標 準」に向かう中、債券や配当のある株式に投資すべきだとの見解を示 した。   グロス氏は7月の顧客向けリポートで、高い貯蓄率や低水準の消 費、経済成長率が3.5%ではなく約2%の状態は数十年あるいはそ れ以上続く可能性があると指摘。投資家は「安定収入」を重視すべき だとの認識を示した。グロス氏は7560億ドル相当の資産運用に携 わる。   同リポートでは「『旺盛な食欲』ではなく『食欲がない』という のが米消費者を描写する適切な表現になるだろう」と記述。「それは 最低でも1世代は続くことになる」と述べた。   メリルリンチの指数によると、投資適格級社債の今年上期の投資 リターンは9.2%と、米国債を13.7ポイント上回った。 (引用終わり)