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6月 18, 2010の投稿を表示しています

「先入観」

これまた牛熊さんのブログから。味わい深いです。 (以下引用) 「先入観」 : " 先入観と恐いものである。私がつくばエクスプレスで通勤していた際、東京スカイツリーは浅草近辺であり、浅草が地下駅であったため見えないと思い込んでいた。しかし、すでに東京タワーの高さも上回っており、当然そのようなことはなかった。そのことに気がつくまでは何故か、車窓から見えている塔が視線に入っていなかったのである。 ところが、最近になって、たまたま昼にシート席の正面を向く席で車窓の風景を見ていたところ、それが見えたのである。つくば方面から南流山の駅を出て地上に出た際、すらっと伸びた塔が遠くに見えた。最初は何なのかわからなかった。しかし、その方向を見てスカイツリーであるとわかった。 これまで通勤中はあまり車窓を楽しむ余裕なく、冬場はまだ外が暗かったこともあるが、新聞を読んだ後は寝てしまったりしていたことで、それが目に入らなかった。そもそも見えるという概念が欠如してしまっていたのが大きい。しかし、それが見えた時は、いまさらながら感動ものであった。スカイツリーがTXから最も良く見えるのは、つくば方面からは北千住を過ぎて地下トンネルに入るあたりまでである。確かに浅草とは距離的にはそんなに遠くないので見えて当然ではあった。 しかし、それに気づくのにこれほど時間がかかるとは。先入観というものは本当に恐いものである。まもなく選挙戦が始まるが、民主党も菅新政権となり財政再建に向けた姿勢を強めた。鳩山政権の際には選挙に向けては増税論議は封印し、ある程度パラマキで対応しなければならないという先入観により、国民が本当に求めているものを見誤っていたのではないかとも思われる。 菅首相も鳩山政権での財務相に就任の頃には、財政再建に向けてはどちらかと言えば消極的であった。しかし、財務相となり現場の声を聞くことにより財政への危機意識を強め、海外でもギリシャ問題などを受けての財政に対しての議論を戦わせるうちに、次第に財政再建の必要性を認識していったと思われる。これもある程度の先入観が取り除かれたとも言えるのかもしれない。 それでは先入観を取り除くにはどうしたら良いのか。これにはいろいろな人の意見を聞くことも大事かもしれない。また、視線を広げることも重要か。思い込みは大事なことを見逃してしまうリスクがある。なるべく先

“国債”危機 ~ギリシャ発・世界への衝撃~(仮)

近々NHKスペシャルで国債危機をテーマにした番組をやるようだ。 (詳細は↓をクリックしてご覧ください) “国債”危機 ~ギリシャ発・世界への衝撃~(仮) : "2010年7月2日(金) 午後10時00分~10時49分"

[自動車]TeslaいよいよIPOへ

電気自動車のテスラがいよいよ株式を公開するようだ。 毎度のことながら、masayang氏の辛口解説をどうぞw (以下一部引用) [自動車]TeslaいよいよIPOへ : "SJ Mercury: Tesla Motors hopes to raise at least $178M in much-anticipated IPO NASDAQ上場で1億7800万ドル(160億円)を調達。 上場が成功したら、トヨタが5000万ドル分の株式を引受。 次世代Sモデルは「SUVやバンあるいはコンバーチブルなどに転用可能な、汎用シャーシと駆動系を持つ」設計をしている(進行形) Sモデルは2012年市場投入を狙っており、価格は5万ドル。 NUMMIで生産する第三世代車種は「Sモデル ..."

「日銀の新貸出制度」

牛熊さんのブログからご紹介 (以下一部引用) 「日銀の新貸出制度」 : " 日銀は金融政策決定会合で「成長基盤強化を支援するための資金供給」についての概要を発表した。貸付総額の上限3兆円とし、貸付先毎の貸付額の上限は1500億円、貸付実行日毎の貸付総額の上限は1兆円、そして成長基盤強化に向けた取り組み方針に基づいて貸付先が行う期間1年以上の融資または投資についての新規実行額相当額とする。また、受付期間を平成24年3月31日以前とした。また、この資金を使っての融資先としては研究開発、起業、事業再編など18分野を提示したが、具体的な制限等は出していない。 今回の日銀の新貸出は金融政策からはやや逸脱したものと言わざるを得ない。金額の上限も3兆円ということで金融緩和策ではなく、あくまで政府の経済成長戦略と呼応したものである。金融機関経由ではあるが特定分野への融資を促進することを中央銀行が行うことは極めて異例である。ただし、政府のデフレ対策に日銀も協力する姿勢を示す必要もあり、そのための施策にも限度があり、今回の政策が取られることとなったとみられる。 これにより多少なり景気に働きかけが可能となれば、金融市場への影響もあるかもしれないが、その効果については現状、不透明であり、市場への影響は限られたものとなろう。 今回の新貸出制度がすでに日銀の本来の業務から逸脱してきているとの指摘もある。すでに緩和策には限度もあり、やや手を変えての政策ともとれるが、今後の政策については注意を払う必要もありそうである。 "

スタジアムは燃えていない [ワールドカップ「退屈」日記]

W杯サッカー、ブラジル戦で北朝鮮は善戦したと思う。 しかし、このような裏側があったとは。 (以下一部引用) スタジアムは燃えていない [ワールドカップ「退屈」日記] : " カメルーンには勝ったけれど、この試合ではっきりわかったのは、南アフリカに来ている日本人が非常に少ないということだ。  僕が買ったチケットは、FIFA(国際サッカー連盟)からそれぞれの出場国に割り振られた枠のものだ。周辺のブロックも丸ごと日本人ファン向けに売られているはずなのだけど、これがもう本当に"