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6月 14, 2009の投稿を表示しています

いよいよタレブの「ブラックスワン」が邦訳出版されます。

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原著出版からはや2年。いよいよ注目の タレブの「ブラックスワン」(上下2巻) が、 今週19日から邦訳出版開始の予定 となっている。当ブログののブログ名もそちらからいただいていることもあり、当然(笑)アマゾンに予約済みではあるが。 これから、半年くらいは他の読書はできないだろう、みたいな覚悟で望むつもりではある(爆)。 (以下は アマゾン の説明欄コピペ) 内容紹介 ■人間には不確実性を扱えない根本的欠陥があることを解明! 原書が刊行されたのは2007年4月。前著『まぐれ』同様、発売直後から、人間の思考プロセスに潜む根本的な欠陥を、不確実性やリスクとの関係から明らかにして、経済・金融関係者の話題をさらった。さらに、「サブプライムローン危機」が発生すると、「誰一人予想もしなかったインパクトのある事象」が起こる原因を原理的に明らかにした書として爆発的に読まれ、全米で150万部超の大ヒットを記録している。 ■「ブラック・スワン(黒い白鳥)」とは何か? むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。 「ブラック・スワン」とは、この逸話に由来する。つまり、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味である。タレブによれば、「ブラック・スワン」には三つの特徴がある。一つは予測できないこと。二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。そして三つ目は、いったん起きてしまうと、いかにもそれらしい説明がなされ、実際よりも偶然には見えなくなったり、最初からわかっていたような気にさせられたりすることだ。 ■世界の見方を変える書 私たちは自分で思っているほど実際には物事をよくわかっていない、とタレブは言う。彼はそんな現象を長年研究してきた。私たちはどうでもよくて取るに足らないことにばかり気をとられてしまう。そして相変わらず重大な事件に虚をつかれ、そんな事件が私たちの世界を形づくっていく。 本書でタレブは、私たちにはわかっていないとわかっていることのすべてを語る。「ブラック・スワン」に立ち向かい、それを利用できる驚くほど簡単な方法を提示する。本書の衝撃的な内容を読めば、世界の見方は一変するだろう。 ■

【休日モード】ジブリ美術館

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三鷹のジブリ美術館に来ている。相変わらずの大人気のようで、すごいお客さんだ。カップルと家族連ればかりである。 館内は撮影禁止であるため、お見せする写真はないが、雰囲気は感じていただけるだろう。 感心したのは、スタッフの教育が徹底されていたことだ。 撮影禁止エリアでは、アトリエのコーナーが圧巻。 館内ミニシアターでのショートアニメも、素晴らしい出来で感心した。

【音楽】ラトル指揮:ベルリフィル「ブラームス交響曲第1番」

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いまやコミック(ないしドラマ)の「 のだめカンタービレ 」の影響で、一般の方にも馴染み深くなった ブラ1(ブラームス交響曲第1番) 。 ラトル指揮ベルリンフィル演奏 のものが、 iTuneでなんとたったの600円でダウンロード できる。 さっそく聞かせていただいた。 まあ、 往年の大御所(フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタイン)の板をいやと言うほど聞いた身 にとって、 いまさらラトルのような若造の演奏 で(失礼、たぶんラトル氏のほうが年上と思うが)と思いつつ聞き始めたが。 これが、なかなかですよ。現代的というか。なんというか。爽快な動きの中に、エモーショナルなカンタービレの見られる演奏。 600円と格安でもあり、まだこの曲がご自身のipodに入ってない方には、特におすすめする。