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9月 18, 2010の投稿を表示しています

日本の会社員「わたしを海外に派遣しないで、絶対に」

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WSJの記事。これもかなり話題になりました。 (以下一部引用) 日本の会社員「わたしを海外に派遣しないで、絶対に」 : "日本のガラパゴス化が続いている。16日に発表された調査結果によると、日本のホワイトカラー労働者の何と3分の2が、一生、海外勤務をしたくないと回答したことが明らかになった。 Reuters 海外赴任は日本の労働者には不人気 日本がつい最近、世界第2位の経済大国の地位を中国に明け渡したことを考えても、この結果はまさに気がめいるものだ。若くて経験の浅い社員ほど、海外勤務に一層大きな抵抗感を持っている。この調査によると、マネジャー級ではないいわゆる「一般社員」のうちの70.7%が、海外に赴任したくないと回答した。同調査は産業能率大学の大学院が400人を対象に実施した。"

「1に雇用、2に雇用」の菅首相は、キューバの公務員50万人リストラをどう説明するのか

ジャンキー日記さんのブログから。これも考えさせられますわな。 (以下全文引用) 「1に雇用、2に雇用」の菅首相は、キューバの公務員50万人リストラをどう説明するのか : "タグ: 労働 雇用 セーフティネット 政治 菅直人 経済 日本 考え 仕事 asahi.com - キューバ、50万人を大リストラ 国営部門圧縮し民営へ(2010年9月14日14時1分) http://www.asahi.com/international/update/0914/TKY201009140108.html <【ロサンゼルス=堀内隆】キューバ政府は13日、国営部門の労働者を50万人以上、約半年かけて削減する方針を打ち出した。非効率な国営部門を大幅圧縮して民営企業を拡大、経済の立て直しを目指す。全公務員の1割超を民間に振り向ける大手術となる。  キューバ唯一の労組であるキューバ労働組合総同盟(CTC)が発表した。公務員のリストラと民営化推進は、ラウル・カストロ国家評議会議長が今年8月の国会演説で方針を示しており、その具体的規模が明らかにされた形だ。  キューバでは労働者の9割近くが国営部門に属し、毎月定額の給与が払われてきた。2008年に就任したカストロ議長は「生産性の向上」を呼びかけてきたが、国が雇用を保障する体制下で労働者の遅刻や早退が常態化しており、生産性向上は成果を上げていない。今回のリストラは議長がやむなく選んだ「ショック療法」と言える。  CTCは声明で「労働者に給与を永久に保障し続ける仕組みはもはや適用不可能だ」と明言した。リストラ対象の具体的な業種は示していないが、「国営部門に残るのは、農業や建設、警察、製造業など、重要度が高く、労働力が常に不足している分野に限る」としている。すでに一部民営化が進んでいる小売業は、国営部門から切り離される可能性が高い>。 雇用さえ確保すれば経済成長できる、というのは幻想である。雇用の中身が問題なのだ。 経済を成長させるものは生産性やイノベーション、付加価値の創出であって、「ただ働いている」ことでは価値は生まれてこない。 ただ働けばいいのなら、穴を掘って埋めるだけの仕事を国民全員にやらせれば解決するはずだ。これがナンセンスであることは、普通に考えれば自明だろう。しかし「雇用を作る」「雇用を守る」といった話では、こ

介入!

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厭債害債さんのブログから。今回の介入の裏側?が興味深い。 (以下一部引用) 介入! : "「待ちに待った」?財務省の通貨市場介入が出ました。東京市場ではまあ85円ターゲットだったのでしょうか、きっちりそこまでもって行きました。今は積極的に当局に逆らう人も少ないので、まあ素直に押上げが効きましたね。 "

久しぶりにスクリーンで介入の瞬間を見てしまった

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というわけでついに為替介入に突入した今週。 春山さんのブログで頭の整理。 (以下全文引用) 久しぶりにスクリーンで介入の瞬間を見てしまった : "たまたま調べごとがあってスクリーンを30分ほど眺め続けていたら、ドルが ピーンとは跳ね ました。介入が盛んだったころの体の癖がのこっていて、瞬時に「 介入だ! 」と理解しました。 (1)昨日、野田大臣が介入に対して一歩踏み込んだ発言をしていましたし、 (2)挙党体制=小沢氏の政策を一部取り入れるということですし、 (3)首相続投が決まった菅氏も「さっそく行動してくれた」という実績を出したいし という伏線があったので、そういう事かと判断しました。 しかし、周りや市場は 何故か軽視しているように感じました 。 11時には不動産関係の調査のために外出しました。 3時ごろに戻ってくるまでに、(あ)株は前場の約150円高が、大引けでは200円以上プラス(=為替は円安がもう少し進む)か、(い)株が50円高まで戻される(=84円前半まで戻される)のどちらかだろうと考えていました。 戻ると、(あ)だったので、市場の反応は過小評価、鈍い評価という感覚は当たっていたと思いました。 チャートを見ると、95円=>83円と言う下落をしたわけで、半値戻しをしても89円ということになります。 もう少し長いチャートだと、124円=>83円です。 大幅な円高だったことがわかります。 93円弱、99円弱という目処が見えます。 しかし、介入だけでトレンドが変わったことはありません。 円が安くなるファンダメンタル的な理由が底流になければ、10月には円高に戻る可能性が高いです。 昨年来、 長期的には大幅な円安、短期的には円高 、というコンセンサスが出来上がっているように思います。 先週末から、 何故このコンセンサスが形成されてきたのか?、 2011年にはコンセンサスが実現するのか? という重い命題に取り組み始めました。 "