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9月 26, 2009の投稿を表示しています

春山さんの新著「社会主義化するアメリカ」の表紙が決まったようです

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春山さんのブログに貼ってありました が、 新著「社会主義化するアメリカ」の表紙が決まった ようです。まだ、アマゾンには無いなー。

後世今回のG20は「米中2強時代の始まり」と総括されるのだろうか?

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米国で開かれていた G20会議が終わった ようだ。 それを告げるブルームバーグ記事 を見ていて、 春山さんが主張されている米中2強時代 の到来を感じた。 ↓の引用記事にはこれからは「G8に代わって、G20が決める」とあるが、事実上は米中2国が決めていくのだろう。 (以下引用) 世界経済を話し合う主要な会合は、主要8カ国(G8)からG20に代わると発表した。 (中略) G20が合意形成の場に   G20が経済に関する合意形成の主要な会合になる中で、各国首脳は「強固で持続可能かつ均衡ある成長のための基礎」を築くことで合意。巨額の貿易赤字を抱える国は貯蓄増強を約束する一方、貿易黒字国は内需拡大を強化する。目標の達成に向けて国際通貨基金(IMF)が各国の取り組みを点検する。   G20首脳は化石燃料に対する補助金を「中期的に」、段階的に廃止することでも合意した。廃止期限は設定していない。また、来月からタックスヘイブン(租税回避地)に対する監視を強化する計画を示した。   元IMFチーフエコノミストのサイモン・ジョンソン氏は「G20は正当性を確立し、実績を上げていく必要がある」と語った。   G20サミットは2010年6月にカナダ、同年11月に韓国で開催され、11年にはフランスで開かれる。

【休日モード】豪州の赤い砂嵐騒動

ニュースで見たが、豪州で空を赤く染める砂嵐が発生したそうだが、それを芸術作品風?に仕立てたものがyoutubeにアップされていたので紹介しておく。

Investment Outlook ビル・グロース 2009年9月

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ピムコのビル・グロスの9月分インベストメントアウトルックの邦訳 分が公開された。 今回は、 ピムコの主張する今後の経済シナリオである「ニューノーマル」 について説明がなされており、興味深い。 (以下一部引用) 予想外であったのは、レバレッジの削減とディグローバリゼーション(脱グローバル化)、規制の再強化により、そうした成長パターンに重大な断裂が生じたことです。 PIMCOの見るところ、この3つすべての組み合わせは、上昇相場の申し子が成人し、大人しくなる時期が来たことを意味しています。すなわち、状況は一変し、向こう10年間、場合によっては20年間、変化が続くことを認識する時期が来たと言うことです。世界はPIMCOがニュー・ノーマルと呼ぶ状況に向かっています。このニュー・ノーマルでは、子供の成長と同じように、経済が雑草のように力強く成長するのではなく、きわめて緩慢な成長にとどまり、企業収益の伸びは相対的に見て、低水準となり、政府が財政赤字や規制強化、経済の制御の点で重要な役割を果たすようになります。そして消費者は支出を絞り込み、(若干、奇怪ではありますが)日本のように、現世では使い切れないほどの水準を目標に貯蓄を開始することになります。 (中略) 現在、PIMCOは以下に示す戦略的結論の蓋然性が最も高いと見ています。 世界的な政策金利は長期にわたり、低水準に留まるでしょう。 量的緩和、ターム物融資、財政出動の取り組みの規模と期間は国内、国外を問わず、幅広い資産クラスにおいて運用リターンを決定づける鍵になります。 投資家は政府の政策を予測し、必要な場合には政策と手を組み、レバレッジや保証を活用して、利益を得るべきです。 アジアおよびアジアとつながりの深いオーストラリアやブラジルなどの国々が将来の世界的成長を牽引するでしょう。 長期的に見て、ドルの地盤は脆弱です。 オープン・トーナメントでの戦いと同じように、ゴルファー、すなわち投資家は今後、慎重なプレーを心がけ、決定的な誤りを避けることが重要になります。ニュー・ノーマルの世界では、イーブンパーの成績に、ある程度のアルファを上乗せすることで、十分にトロフィーを獲得できる可能性があります。運に恵まれれば、ホールインワンも可能かもしれません。