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3月 28, 2010の投稿を表示しています

「ジャパン」はなぜ負けるのか

なんと、サッカーを経済学で解釈しようとする本がでるようだ。 経済学者の大竹文雄教授のブログからご紹介。 (以下全文引用) 「ジャパン」はなぜ負けるのか : " 「 「ジャパン」はなぜ負けるのか 」スポーツ経済学で実績のあるシマンスキー教授とジャーナリストのクーパー氏による経済学によるサッカーの分析。一般向けでサッカーファンや日本のプロ・サッカーの運営に関係している人に読んで頂きたい。 【目次】 1.ダッシュボードのついた車で走れ-サッカーの新しい真実を探して 2.「ジャパン」はなぜ負けるのか(日本語版への書き下ろ し) Part1 クラブ 3.紳士はブロンドがお好き-移籍市場で過ちを犯さない方法 4.世界最悪のビジネス-なぜサッカーク ラブは儲からない(儲けるべきではない)のか 5.古い差別、新しい差別-イングランドサッカーと黒人 6.PKは本当に理不尽なのか-ゲー ム理論で読み解く「最も不公平なルール」 7.都市とトロフィーの微妙な関係-民主国家の首都のクラブはなぜヨーロッパ王者になれなかったか Part2 ファン 8.世界でいちばんサッカーが好きな国 9.サッカーファンは本当に「熱い」のか-ひとつのクラブに忠誠を誓う「フィーバー・ ピッチ」型ファンの神話 10.あるファンの遺書-ひいきチームが負けたときファンは飛び降り自殺をするのか 11.ワールドカップのしあわ せ-世界中が大会を招致したがる理由 Part3 代表 12.イングランドもなぜ負けるのか 13.「親指トム杯」は誰のもの- 世界で最も優れたサッカー小国ランキング 14.コアから周縁へ-グローバルサッカーの未来地図

使える経済書100冊:『資本論』から『ブラック・スワン』まで

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池田信夫氏の次著がアナウンスされた。いい読書ガイドになることだろう。 (以下、氏のブログ記事全文引用) 使える経済書100冊:『資本論』から『ブラック・スワン』まで : " 拙著の予約が、アマゾンでできるようになった(写真は感心しないが、これは帯だから外せます)。自分の本は書評しようがないので、以下に序文を引用しておく: 今年は「電子出版元年」といわれ、アマゾンのキンドルに続いてアップルのiPadが発表された。日本でもこれから電子書籍が普及し、本を端末で読むことができるようになろう。しかしインターネット時代になっても、本に代表されるまとまった知識の重要性は変わらない。ビジネスマンは時間がないので、時事的なフローの情報は仕入れるが、系統的なストックの情報を勉強する余裕がない。   先日は国会審議で、菅直人財務相など3人の閣僚が誰も「乗数効果」の意味を知らないのを見て唖然とした。乗数効果というのは、高校の「現代社会」にも出ているマクロ経済学のきわめて初歩的な概念である。彼らは経済学なんか知らなくても、勘と経験で経済運営ぐらいできると思っているのだろう。   世の中で売れている本にも「国債はいくら発行しても大丈夫」とか「お札を無限に印刷すればデフレは止まる」といった荒唐無稽な話が多いが、こういう本の著者も、経済学の初歩的なロジックさえ知らないことが多い。本書はこうした誤解を解き、日本経済の問題をビジネスマンが考える素材となる本をリストアップしたものだ。   私は10年以上「週刊ダイヤモンド」で書評を担当しており、ブログでも本を取り上げてきた。書評でいちばん大変なのは、本を選ぶ作業だ。書評の原稿というのは原稿用紙2~3枚程度なので、本を読めば2時間もあれば書ける。だから雑誌などから本を指定された場合は楽だが、自分で選ぶ場合は大変だ。1ページの書評は「私がこの本を推薦する」と受け取られるので、ぎりぎりまで都内の本屋を探し回ることもある。担当は1ヶ月半に1冊ぐらいなのだが、そのペースでも絶対の自信をもって勧められる本は少ない。   それでも無理やり選んでいるうちに、他の雑誌も含めて10年で100冊近い本を書評した。ブログで書いた書評を合わせると、600冊近い本を書評したことになる。編集者には「書評のプロ」などとおだてられるが、あまりうれしくない。ただ、これだけあると経