【レビュー№1782】Number(ナンバー)1022号「HONDA F1戦記。1964~2021」
Number(ナンバー)1022号「HONDA F1戦記。1964~2021」 評価★★★★ 最近めっきりF1から遠ざかっているので忘れていたが、またまた今年限りでホンダがF1での活動をやめるということで、Number誌が特集。 表紙がアイルトン・セナのマクラーレン・ホンダということで、やはりホンダF1というのはいわゆる第2期が今も昔も全盛期ということだったのだろう。その時代を生で見ることができた(評者は運良く1991年の鈴鹿でのF1を生で観戦した経験がある。たぶん、生涯を通じて忘れ得ぬ宝物ような経験となるだろう。)。 内容は大半が第2期についての記事。お約束のセナ、プロスト確執の真相に始まり、マンセル、ピケ等々当時の四天王達についての記事が続く。途中でアルプスの少女ハイジに出てくるおじいさんみたいなのがインタビューに応じているので、誰だろうと思ってよく見るとゲルハルト・ベルガーだった。道理で、私も年を取るはずだと苦笑した。中嶋悟もインタビューに応じいるが同じく年取ったねw さて、ホンダラストランとなる今年、ひさびさにホンダエンジンのF1に20歳の日本人の若者が乗ることになったのだそうだ。ぜひ、新しい世代の飛躍を祈念したい。 個人的には、そろそろトヨタがF1に戻って来るのではないか?と思っているのだが。