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3月 29, 2013の投稿を表示しています

【レビュー№1150】スーパーIT高校生"Tehu"と考える 創造力のつくり方

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評価★★★ 私がTwitterやFacebookを始めたごく初期からの「 友人」に本書のP99に登場する「 中学生経済学者君 」 がいる。 となると、本書の主著者であるTehu君は私にとって「 友達の友達」ということになるのだろうか? 過日、その彼と「会話」をしていると彼曰く「 Tehuは大化けした」という。その話を聞いてから、 久方ぶりにTwitterでTehu君をフォローしていたのだが 、 このほど実態は元Googleの村上御大との対談本である本書の 刊行を知り、手に取ることにした。 現在は灘高生である彼が、ここまでに歩んできた道のりと、 これからのぼんやりとしたビジョンについて熱く語っている。 面白いのは、熱く語っているが頭はクールだということだ。 例えば冒頭のあたりで、 彼は意外にもITネイティブ世代が主流となる未来の世界での「 暴走」について確信を持った警告をしている。 評者なりの解釈をすれば「現代では、 映画ターミネーターに描かれるスカイネットに支配される人類は馬 鹿げた絵空事に過ぎないが、未来ではそうとは言えない。」 ということなのだろう。

【レビュー№1149】改訂版 不動産投資の破壊的成功法

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評価★★★ 書店でぼんやり棚を見ていたら、 何やら 昔読んだ記憶のあるカラーリングの本 が置いてあったので、 手にとった。前著の8年ぶりのリニューアルだそうだ。 その際のレビュー が概ね今回も適用できると思うが、辛うじて★ 3つにさせて頂いたのは、 巻末の東日本大震災についての考察があったからである。 著者の所有物件が仙台にあり、津波の直撃を受けたのだった。 衝撃のラストをお知りになりたい方は、書店に急げw

【レビュー№1148】講演録 若者よ、アジアのウミガメとなれ

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評価★★★ 考えてみれば私がFacebookで楽しく毎日過ごせるのも著者 のおかげだ。 日本でTwitterがようやく市民権を得ていた頃に、 熱心にFacebookの時代が必ず日本にもくると説いていたの が著者だった(最もその後長期にわたって、 私のFacebook上では、 中学生経済学者 (当時w) くらいしか活躍しておられなかったがw)。 本書で著者は、 ブルーオーシャンの分野で働くことの重要性を説いている。 それは本書で紹介されている著者の激しい戦いの歴史からすれば、 当然の帰結なのだろう。 なお本書を読まれ、 ほんとにシンガポールでウミガメるつもりになったあなたは、 著者の前著 を手に取るべきだろう。

【レビュー№1147】考える生き方

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評価★★★ アルファブロガーとして知られるfinalvent氏の自叙伝と いう位置づけか。 私は著者のTwitterもフォローしてないしブログもフィード してないが、以前一度だけお会いしたことがある 元切込隊長 が、 その場に居合わせた かんべえ先生 に、 著者のブログは読んでいて勉強になると熱く語っておられたことを 記憶していて、本書を手にとってみることにした。 で、読んでみての感想なのだが、 ブログやウエッブの世界ではそれなり成功を収めた方のようだが、 要はこの方も フレーミング の典型例なのだと思う。 そういう方もかくも活躍のできるウエッブの時代も悪くない。 私にとってもそうだが、 SNSやブログはある種の福音なのだろう。 ある種の人にとっては。