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5月 16, 2021の投稿を表示しています

【レビュー№1793】最新版 就活難民にならないための大学生活30のルール

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  最新版 就活難民にならないための大学生活30のルール 評価★★★ 野口悠紀雄先生の名言に「図書館の返却で戻ってきた本が置いてある棚にある本は当たり」というのがあるが、本書も地元図書館のいわゆる返却棚で発見した一冊だ。 著者の名前はネット初期にはよく見かけたが、最近はあまりお見かけしない気もしつつ、評者もそろそろ子供が就活が視野に入ってきたこともあって借りてみたところ、家族みんなに好評だったのでAmazonで中古本を買った(なお、既に新刊は絶版のようである)。 女房と子供からの相談は「就活のためにどんな資格を取ったらいいのか?」ということだったが、本書には資格のしの字も出てこない。勉学、サークル、バイト、恋愛含め、全力に事に当たり、人様にそのことを説明できるくらい集中してやっておかないと、就活の面談の時に行き詰まってしまうよ、といった書きぶりになっている。 私もそうだと思う。学歴や資格を採用するのではなく、その人を採用するのだから、その人が何を語るかがすべてだと思うのだ(若い頃に2年ほど採用の手伝いをした経験からもそう思う)。変な資格取得ビジネスにかからないことを切に願うばかりであった。

【レビュー№1792】金融機関職員のための相続・遺言・遺言信託入門

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  金融機関職員のための相続・遺言・遺言信託入門 評価★★★ 2ヶ月以上前から購入していたのだが、どうしてもこういう業務上の本を読むのは後回しにしてしまう現象は何と言うのだろうかw 帯に書かれているように「相続関連業務に携わる方必携の1冊」という触れ込みそのままの内容だが、本書にも書かれているようなここまでこじれたケース(本書は事例に対するQ&Aの形で書かれている)は、非弁行為の観点からお断りしてる場合が大半だろう。まあ、そのセンサーすら持ち合わせてなく業務をやっている人がいるとすれば読むべきだとは思うが。 表題業務が主任務の金融機関の人が、いざ時に備えて机の中にしのばせておく1冊ではあろうとは思う。