一昨日(木曜)夜間のNY株市場は、「破滅博士」ことルービニNY大教授の「強気転換」を好感して、上昇したと伝えられた。 米NY大ルービニ教授:米経済は年内リセッション脱却も(Update2) (一部引用) ルービニ教授は、 米経済について インタビューに対し「 底入れしたか、底付近に達した可能性がある」と指摘。「あらゆる意味で、経済や金融の状況は最悪期を脱した 」と述べた (引用終わり) ところが、実は このルービニの発言が「インタビューのいいとこ取り」であることが、直後に判明 することになる。ゴールドの豊島さんの記事を引用させていただこう。 Page 718「ルービニ ラリー」 2009年7月17日 (以下一部引用) ところが、ところがである。丁度この原稿を書いていた 日本時間今朝6時すぎ になって、 Dr.Doomがプレス向けに用意した原稿を読み上げた 。「 あの報道はout of context=主旨と異なる。私の見方はno different=変わっていない 」と。その彼の見方とは、 景気はW字型を辿り、二番底を見る。原油は年末までに100ドル。追加的景気刺激策も必要になり、財政赤字は更に膨張。失業率は米国で11%、欧州で10%。Green shoots=希望の緑の芽どころか、yellow weeds=枯れた雑草しか見えない。2009年はno growth=経済成長は見込めず。その後の回復もweak=弱い。 いやはや、まさにDr.Doomの面目躍如であるね。 (引用終わり) なるほどね。真相はよくわかりませんが。 ご参考までに、もう少し臨場感のある記事をお読みになりたい方は、 紅豚さん の↓の記事をお勧めします(笑)。 俺の話を聞け by ルービニ