【レビュー№1771】室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる

 

室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる

評価★★★

本書によるとWHOは冬の室温を18度以上にするように勧告しているそうだ。そうすることによって、高血圧、脳血管疾患等々の悪化や発生が食い止められ健康寿命が伸びるのだといいう。

著者はジャーナリスト(元週刊誌記者)であるので、内容は総花的であるが、まずは、居間、寝室、浴室の脱衣場の3箇所に温度計を置く(というかその3箇所の温度を測定して把握する)ことを勧めている。

さっそく我が家(休日で居間にエアコンで空調を入れている状態)で測定すると、居間22度、寝室と浴室の脱衣場がいずれも16度と相当の差が観測された。

寝室の加温については、夜間の睡眠の質にも影響が出るとのことであり、これからは入眠前に寝室を暖めてから寝ることを試みようかと思っている(浴室の脱衣場には既に従前から小型の電気ストーブを装備済だった)。

ちなみに、空調については換気の観点からしてやはりエアコンが推薦(最悪は石油ストーブ)されていたことも書き加えておこう。

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