【レビュー№1748】最先端医療の人生を変える7つの健康法

 

評価★★★
自律神経にかかる権威的存在である小林弘幸氏の近著となっているが、実際には著者を含む7人のメンバーが、それぞれの専門分野からの健康法について書いている共著書。
小林氏は第一章の「自律神経と腸内環境の整え方」を担当しているが、その内容はこれまでの著者の既著のまとめとなっているので、繰り返し感はあるがこれはこれでわかりやすくていいのかも知れない。
他の著者の担当している部分も興味深いものが多いが、牛乳が体内で水素を発生させ老化防止や健康増進に効くと聞いて、早速まめに飲み始めてみた。
また最終章のダイエットについての部分はよくある運動をしようとか食事制限しようとかの話ではなく、いかに脳の機能をある意味だましながらやせるにはどうすればいいのか?という問題提起で、これまであまり聞いたことがないメソッドだった。などなど、健康に関わる医療の最前線ではこんなことが試されてるのか、ということを知るにはいい本なのかもしれない。

このブログの人気の投稿

【レビュー№1258】これから3年 不動産とどう付き合うか

野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能

(2020/11/8更新)推薦図書10冊