【レビュー№1740】日本沈没


評価★★★
これまたNHKのBSで最近放送されてて、おそらく30年以上ぶりに拝見したかと思う。記憶の彼方にはかろうじてラストの列車の走行シーンのみが残っていたのだが、改めて拝見すると若さあふれる藤岡弘もすがすがしいが、丹波哲郎の首相役が神がかっていて驚く。丹波哲郎は若干年老いてからの「死後の世界はある」あたりからのほうが記憶にあったのだが(もしかするとあの頃は初期の認知症の状況だったのだろうか?)、本作での丹波哲郎の演技は特筆ものではないだろうか。
昭和の男はこれほどまでに、タバコを吸っていたのか?と妙なところが気になるのも昭和ならではか。飛行艇PS-1もしくはUS-1の着水シーンなどから自衛隊の協力も得られており、近年のそして歴代のゴジラ映画同様のリアリティをもたらしているのは嬉しい。

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