【迷著再読№1】「超」集中法
評価★★★★★
池田信夫blogの有料メルマガを購読してるのだが、少し前から「名著再読」と称する過去に氏が書評した名著の再レビューが始まっている(カーネマンのファスト&スローなどが登場)。そこで拙blogでも猿真似で過去にレビューした際に★5つをつけたものについて可能な限り再読してみたい。
第一回は野口悠紀雄先生のこちら。
本書の主張は第1章にある「2割を制する者は8割を制し、8割を制する者は天下を制する」であり、俗に知られる「8:2の法則」を理論的に解明しようとしている。問題は「コア」の2割をいかに発見するかということなのだが、驚いたことに著者は一般の人向けには「できる人の技を盗め」とまるで筋肉体操弁護士の勉強本の様なことを仰る、、、、、、、、いや要はものごとはそういうことなのだろう。4年ぶりに読んでみたが全く古さを感じさせない(それは著者の「超」整理法や「超」勉強法もそうだが)のは流石。昨今はnoteでの執筆も開始された著者(78歳の爺さんでっせ!)の老いることのない探究心に感心することしきりであった。