【レビューNo.1667】「産業革命以前」の未来へ
評価★★★★
毎度の野口節炸裂。以前の「ローマ帝国本」と内容がダブってる感も無いではないが、本書はどちらかといえばテック側(IT,AI,ブロックチェーン)に話題を振っている。中でも、終章近くの中国のIT事情はSNSなどで洩れ聞くことも多いが、その質、量ともに日本は無論のこともはや米国も置き去りにしようかという状況の様だ(政治体制からして無問題で楽観的な判断を著者はしてないが)。
東アジアでこのまま日本は朽ち果てて行くしかないのだろうか。