【レビューNo.1659】80's エイティーズ
評価★★★
何度か書いてるが、著者は私にとっての勝手ながらの人生の師匠の一人だ。氏の著作に出会ってなかったら、評者の人生はもっと悲惨なものになっていたに相違ない。
本作は、ほぼ初めて自らの生き様を語った自伝であるが、その期間は1980年頃から1995年までとなっている。氏にとっての「青春」の期間だそうだ。読むと評者より若干年上の方だとわかったし、早稲田大学をお出になったそれなりの頭をお持ちの方だったのに、かくも悲惨極まりない若い日を送っていたのかと思う、、、、、氏はそれを楽しかった日々として振り返っているようだが。
氏の個人的作品なので、本作については読む方によって好き嫌いはあるだろう。私は過去を回顧するタイプでは無いので、失礼ながら★3つとさせていただいた。