【レビューNo.1530】捨てられる銀行2 非産運用


評価★★★
ベストセラー「捨てられる銀行」の続編。森金融庁長官がこの記者を使って自ら代弁させている感がありありの書と言ってしまうのは穿ち過ぎなのだろうか。

今回は悲惨運用もとい資産運用についての話であり、詳しくは専門家である厭債害債さんが早速にレビューされているのでそちらをご覧頂きたいが、一個人投資家として思うのは、やはり一人一人の個人投資家がもっと自ら学ぶべきであり、そういうことができない方はこの世界に来てはいけないのだと思う。いわゆる狭義の適合性の原則だ。それか相当に信頼のできる相談相手かパートナーがいることが、必須なのでは無いだろうか。この世界はこの本に書いてあるほど(要は森長官が思ってるような、理想的な金融機関等が出現したとして、皆がハッピーな結果になるわけではないのは自明だから)、容易なものではないと思うから。

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