【レビューNo.1470】知の進化論


評価★★★
前から申し上げている通り、評者にとって(勝手な)人生の恩人の一人が本書の著者である。本作は、著者の百科事典的知識が発揮されている作品だろう。副題が「百科全書・グーグル・人工知能」とあるが、ギルドによる知識の独占やラテン語で守られた初期の学問秘匿の歴史等々から始まり、百科事典による知識の万人への開放、果てはインターネットやSNSの出現など知識についての人類史とでも言うべき内容であろうか。
読み物としてはなかなか面白い。

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