【レビューNo.1397】モーツァルト:ディヴェルティメント集

モーツァルト:ディヴェルティメント集
評価★★★
30年くらい前に古楽器演奏により一世風靡したコープマンのモーツアルトのデイヴェルテイメント集。ひょんなことから、蔵?にしまっていたのを多分15年くらいぶりに聞いたが、今聞いてみるとこれ古楽器だっけ?みたいに普通に感じてしまう。春の風に吹かれるような軽やかな感じで、なんとも気持ちいい。評者は、これらの曲については他に小澤征爾指揮サイトウキネンの録音を持っているが、あの演歌か浪花節みたいなのも日本人的には嫌いではないのだが、本来の西洋音楽とはこういうテンポで演奏されるべきなのだろう。
かつて、学生の頃にエキストラでオペラに出演したことがあったが、どんどんテンポが演歌のように粘っこくなってしまい合唱指揮者に厳しく指導されたことを思い出した。

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