【レビューNo.1325】ようこそ、わが家へ


評価★★★
来週からフジテレビの月9枠でドラマ放映される池井戸潤作品の原作。おそらくは、池井戸作品の中ではもっとも最近に単行本化された作品と思われるが、相変わらず銀行員マターなストーリーの作品である。
今回の主人公は、半沢直樹の近藤のように、取引先企業に片道切符で出向している身分なのだが、ある日彼がふとしたことで起こした電車内でのトラブルに起因するストーカー的犯罪と、彼の勤務先で起こる不正経理の問題が同時進行で進んでいく。毎度の池井戸ワールドで無論ラストは勧善懲悪。
このあたりを池井戸作品は初めてドラマ化するフジテレビがどう描くのか?ちと心配ではあるが、楽しみにして待つとしよう。

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