【レビュー№1161】親が遺す不動産
評価★★★
評者は親が田舎に居住しており、そろそろ相続が視野に入ってきた年代だ。著者によると、バブル期に首都圏でも千葉の上総一ノ宮や山梨の大月などの遠方でしか持ち家が困難になり、これがために今となっては「親が遺す不動産」が処置に困るものであるケースが多いという。まさに、私も本書のケースである。
そういった方向けの注意点が延々と書いてあるのが本書だ。
仕事柄既知のことが大半だったが、そうでない方で似たような境遇の方なら読んでおいたほうがいいだろう。