【レビューNo.1131】ブレイクアウト・ネーションズ



評価★★★
Bricsといえば、名付け親であるゴールドマン・サックスのオニールが先ごろ本年中で引退することが報道されていた。そして本書ではライバルであるモルガン・スタンレーのダイレクターが既に新興国が高成長である時代は終わったと告げるでいるわけであり、なんとも興味深い。
内容については読んでいただいて確認していただきたいが、巻末の著者の叫びである「風がなければ、自らこぎ出せ」(元はラテン語の真言の様だ)は、長引く低成長に甘んじる日本にとっても、他人事ではないだろう。

このブログの人気の投稿

【レビュー№1258】これから3年 不動産とどう付き合うか

野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能

(2020/11/8更新)推薦図書10冊