【レビュー№1133】原発と原爆



評価★★★
日本の原子力開発にCIAの影があったとする「原発・正力・CIA」の著者によるポスト福島時代における原発の意義(核武装のオプションを放棄しないための原発)を問うた書。
広島生まれ広島育ちの私が、原爆はもちろん原発に嫌悪感を持っているのは当然なのだが、一方で、イランや北朝鮮が核開発に血道を上げているのも、紛れもない事実だ。「文明と戦争」に説かれているように、それは人類のDNAに深く刻み込まれている性がもたらす唯一無二の道なのだろう。

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