【レビューNo.1125】中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?

評価★★★★
これまでAmazonにレビューを入れてきた。
が、これまでにもAmazonレビューの世界に違和感を感じてきていたのだが、今般本日取り上げるNHK−PRさんの著書のレビューでいささか炎上めいたことが起きているようで、私のレビューもそれに巻き込まれた(既に削除済)。

いつまで続くかわからんが、当面レビューの類はこちらのヘボブログにアップしていきたい。というわけで、記念すべき第1回(ただしAmazonレビューからの通算で通番は振ることにする)は、同書のレビューをそのまま再掲したい。

(以下、レビュー本文)

NHK広報のTwitterアカウントが、早いもので誕生から3年になると言う。本書は、その「中の人(正確には1号)」によるここまでの回顧録だ。
評者もずいぶん前だが、こちらのアカウントに遊んで頂いた記憶がある(確かエヴァンゲリオンねたであったと記憶)。その際のしなやかな対応ぶりから、いかなる人が中の人であるのか個人的にも関心あるところだった。
誕生秘話、アイコンはなぜ3時なのか?、既に万人単位のフォロワーを抱えた時点でのコンサル?からのTwitter導入提案秘話、そして大震災、数々の出来事が綴られている。
興味深かったのは、書中で著者も触れているのだが、タイムラインとメンションはまったく世界が違うという話だ。正確には、タイムライン自体もその人によってまったく違うのだけれども。
時々申し上げるのだが、本邦企業アカウントとしておそらく最大の成功を収めたのがNHK広報アカウントというのは、実に不思議なことだ。ある種のブラックスワンなのだろうが、中の人の奮闘ぶりには頭が下がる。これからのツイートにも期待したい。

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