中国 VS グーグル(3) 17日午前現在の結論 : ヒラリー・ショック2ndだと判断した
ご案内の通り、グーグルに対して中国政府機関がハッキングを働いたのでは?と問題となっている。
春山さんが現状分析をされていたが、大変興味深いので、ご紹介。
(以下全文引用)
中国 VS グーグル(2)の続きです。
現在の結論 :人権に過敏に反応したヒラリー・クリントンの起こした騒動と位置づける
彼女は1993年に最初のヒラリー・ショックを引き起こした。アメリカに皆保険制度を持ち込もうと急進的な医療保険制度を提唱したのだが、ゴールは示したが道筋は絵空事だったことから政治的にも株式市場的にも混乱が生じた。(私も運用者としてライブでこの事件を経験した)これが第一次ヒラリー・ショックだ。
ちなみに、オバマ大統領は「良いことでも手法が悪ければ逆効果になる事例だ」と学んだと言われている。
また、ヒラリー・クリントンは人権問題に関しては非常に厳格な態度を追求した。(以下は、Wikipwdiaから)
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医療保険改革や中間選挙での敗北と逆風が続いたヒラリーだったが、中華人民共和国の中国共産党政府の人権侵害に反対する人権擁護団体や一部の議員が出席に反対する中、1995年9月、北京で開催された国連世界女性会議に米国代表団の名誉団長として出席、演説の中で「女性の権利とは人権である」と訴えた。1996年1月には初の著書となる『村中みんなで (It Takes A Village)』を出版した。
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このような遠因を考慮のうえ、現在ネット上で入手できる情報を組み合わせて見れば、中国国内でアメリカの意を受けて活動している「人権擁護活動家」のメール・アカウントに侵入されたことに、ヒラリー・クリントンが過剰に反応した「第二次ヒラリー・ショック」と推定した。これが17日午前中現在の判断だ。
オバマ大統領の今後の采配が重視される。
「中国からの撤退を正式決定」というニュースが流れたが、その後にグーグルからは否定報道が出ている。どちらが正しいか、現在でも判定不能だ。
下の3個は解散決定報道、これを流用している有名なネット情報も多い。
次は、否定報道
先進国の対中国の雰囲気は大きく悪化している。裏切られたという気持ちが加担している。金輪際、中国には投資しないと息巻いている意見もあるようだ。
ネット検閲と、サイバー攻撃の混同は継続している。
また夜にで、その(4)を書ければ書きます。
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