これは読んどいた方がいいかも 春山さんの記事

いやになる内容ですが、この春山さんの記事は読んでおいたほうが、いいと思います。
(以下引用)

話半分以下の話 : 政権が変わったんだから、全てが変わって当然だ

何だか暗雲たる雰囲気の日本株だ。普通はこんな状況が陰の極だ。稀にもう一段崩れる前兆のときもある。どっちかわからないからイライラが募る。

こういう時は変なうわさ話も飛びかう。風説の流布を助長するつもりは毛頭ないが、こんな説まであったという記録を残しておこうと思った。
風説とは、冷静に考えれば「そんな事ありえない」と判断するのだが、変な心理状態の時には、、、あっても仕方が無いかな・・・、という心理的に陥り、相場に悪影響を与えてしまう。

鳩山総理はオバマ大統領との話し合いで、沖縄普天間基地問題に関する鳩山提案(日米合意を白紙に戻す)が拒否されたにもかかわらず、「オバマ大統領だって、前政権が決めた欧州への核ミサイル配備を撤回」したのだから、普天間基地だって政権が変わったのだから決定を撤回してもおかしくないハズだと、顔を引きつらせながら主張した。私もそれをTVのニュースで見たが、子供の言い訳、屁理屈のように聞こえた。

政権が変わったのだから・・・・・この言葉に触発されたのだと思うが、水面下でくすぶっていた変な疑念がムクムクと頭をもたげてきたのだろう。以下が、今日教えてもらった通常なら絶対ありえない説だ。

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(1)3年後の年金改革を期に公的年金の株式投資を全廃する。
最低保障年金は全額消費税で負担するのだから事前積み立ては不要。所得比例年金は受け取り金額が支払った金額を下回ってはいけない(=保障する)のだから、価格下落リスクのある株式に投資はできない。安全で確実な国債で全額を運用する。
この結果、これまでは全国民が間接的にせよ株式投資家であったが、これ以降は金持ち投機家しか株式投資をしないハズだから、資産課税強化の一環として株式売却益課税を50%に引き上げて財源を確保することは生活者支援に資する。

(2)郵便貯金の運用対象から株式を除外する。国民から広く集めた資金は安全でかつ国家発展に資するものに投資されるべきである。当面の国家の財政的苦境に鑑み、全額を安全確実な公共債券で運用することとする。

こんな決定がなされるとは思わない

しかし、現在の税収の大幅な減少にともなう国債大増発が数年間は継続しそうな雰囲気を考えると、完全に否定できないと感じてしまう。やれやれ、こんな状態だから日本株は低迷してきたのだろう。

最後にこれらを教えてくれた友人が言った言葉だが・・・春山さんが先週のブログで個人金融資産で国債を買うゆとりが400兆円あると書いていたけど、その400兆円とは、公的年金や郵便貯金を全額国債で運用することで捻出されるのだよ。
・・・・・ため息・・・・

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