後世今回のG20は「米中2強時代の始まり」と総括されるのだろうか?
米国で開かれていたG20会議が終わったようだ。
それを告げるブルームバーグ記事を見ていて、春山さんが主張されている米中2強時代の到来を感じた。
↓の引用記事にはこれからは「G8に代わって、G20が決める」とあるが、事実上は米中2国が決めていくのだろう。
(以下引用)
世界経済を話し合う主要な会合は、主要8カ国(G8)からG20に代わると発表した。
(中略)
G20が合意形成の場に
G20が経済に関する合意形成の主要な会合になる中で、各国首脳は「強固で持続可能かつ均衡ある成長のための基礎」を築くことで合意。巨額の貿易赤字を抱える国は貯蓄増強を約束する一方、貿易黒字国は内需拡大を強化する。目標の達成に向けて国際通貨基金(IMF)が各国の取り組みを点検する。
G20首脳は化石燃料に対する補助金を「中期的に」、段階的に廃止することでも合意した。廃止期限は設定していない。また、来月からタックスヘイブン(租税回避地)に対する監視を強化する計画を示した。
元IMFチーフエコノミストのサイモン・ジョンソン氏は「G20は正当性を確立し、実績を上げていく必要がある」と語った。
G20サミットは2010年6月にカナダ、同年11月に韓国で開催され、11年にはフランスで開かれる。