(指摘あり改題)ウイルコムが私的整理


日経新聞によればウイルコムが私的整理に入ることが、明らかになったそうだ。
同報道は言葉を選んでいるが、ウイキペデイアの倒産の定義にしたがえば、破綻と言わざるを得まい。
長年のユーザーとしては残念な限りだ。特に、往時の低迷から脱して一時期スマートフォンにおいて圧倒的なアドバンテージを誇っていたにも関わらず、このような事態を招いたことについては、さまざまな部分、分野において一考の余地はあろう。

さっそく、池田信夫氏が記事を書かれているので、ご紹介しておく。

2.5GHz帯はオークションで仕切り直せ

...ウィルコムが私的整理の検討に入ったようだ。ウィルコムの経営危機はこれまでにも噂されており、筆頭株主のカーライル・グループが金融危機で資金難に陥っていることから、破綻は時間の問題とみられていた。 ASCII.jpでも指摘したように、この事件は「電波社会主義」がいかに非効率な結果をもたらすかの見本だ。2007年の2.5GHz帯の割り当てのとき、情報通信政策フォーラムでは「オープンな審査をやれ」と提案したが、ウィルコムは公開討論をドタキャンした。総務省は美人投票の「財務的基礎が充実...
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