バフェットの「ケータイ音痴」がリーマンを破綻させた?
驚くべき情報が、朝からもたらされた。実は、「バフェットが携帯の留守録を聞く操作に習熟していたら、リーマン破綻は無かったかもしれなかった」というのだ。そんなばかな。
以下、池田信夫blogの当該記事を全文引用しておく。
(以下引用)
磯崎さんのツイッター経由で知ったが、「ウォーレン・バフェットがリーマンを破綻させた」という都市伝説は本当だったようだ。彼に対するCNBCのインタビューによれば、バークレイズがリーマンを買収するには、同社の保有する「毒入り資産」についての米政府の債務保証が必要だったが、財務省は株主の同意を要求した。バークレイズの首脳は、バフェットが出資を約束すれば財務省を説得できるかもしれないと考えて、土曜(9月13日)の夜8時に彼の携帯に電話したが・・・
Buffet: Oh, I got a call. I was in Edmonton at a social event. I was at the hotel at about 6:00 or so Edmonton time. [...] They described the transaction to me that I really couldn't grasp quickly. And so I asked them to send me a fax at the hotel. When I got back to the hotel that night around midnight, there was no fax.なぜバークレイズの連絡は途切れたのだろうか。Telegraphによれば、実はバークレイズの首脳は(たぶんファックスが使えないため)追加情報をバフェットの留守電に入れたのだが、彼が留守電の使い方を知ってそのメッセージを聞いたのは、10ヶ月後だった。バフェットの結論は、
“Don’t try to get in touch with me by cell phone.”