踏み上げさんのツイッター解説記事・・・小生も登場します

踏み上げさんのツイッター解説記事がよくまとまっていてわかりやすいので、ご紹介しておく。
今週のテレビ東京のWBS動画付。
文中小生も登場します(笑)。

僕のTwitter利用法

Popout

先ずTwitterというのは凄く柔軟なメディアなのでいろいろなことが出来るし、「これが正しい使い方だ!」という風に限定できないツールだと言えるでしょう。

140文字しか一回に発信できないので、理路整然とした話しをしたりするのには向きません。

逆に言えば、どんなに博識な人や文章が上手い人でも、ついったーでは大幅な制約を受けてしまい、その限界、ないしは標準化された枠内でのコメントしか出来なくなるのです。

これは文章を書くのが苦手な人と、文章を書くのが得意な人との格差を埋め、同じ土俵でコミュニケーションするチカラが働きます。

それはとりわけ長い文章を書くのが億劫な人を「解放」するはたらきがあると言えるでしょう。

次に自分のつぶやきはフォローされている人だけに配信されるので、全世界の人の目に止まるのではなく、内輪だけで閲覧されます。

それはフォローの輪の外に居る人にとっては一度配信されたつぶやきでも未だ一度も目に触れていない新しいエントリーであることを意味します。

すると誰かのつぶやきを読んだ人がRT(再度つぶやくこと)することで、どんどん次のともだちの輪にそのつぶやきがバトンタッチされてゆくという事がおきます。

RTが上手い人を自分のフォローしているユーザーの中に加えることで、情報の取得が格段に早くなります。

(僕のフォローしている人の中ではMikeexpoさんなどはRTが上手!)

不思議なもので、新聞記者などはRTが上手いです。これは新聞記者は文章が上手いだけでなく、情報をプロセスし、処理する能力も高いことの証のような気がします。

しばしば、記者同士でウケていたり、楽屋オチみたいになっている会話もあります。

どの記者がどの記者と「つるんでいる」かとかもある程度わかります。

それからTwitterを2ちゃんねるやブログのコメント欄などと比較すれば、Twitterの方が荒らしが少なく、お行儀が良いです。それはカキコミをするのが相手のサイトや公共のサイトではなく、あくまでも自分のログだから当然といえば当然です。

これもTwitterでのコミュニケーションが他のコメント欄などでのやりとりより建設的、互助的になる理由だと思います。

販売促進やマーケティングの仕事をしている人にとってはTwitterというのは常に利用方法を研ぎ澄ましてゆく必要のあるツールです。なぜならTwitterのコミュニケーションはviral(=ウイルスのように伝播すること)であり、短時間のうちにものすごいモメンタムを持ちうるメディアだからです。

消費者に対する、訴求、ないしは説得力という点でも、内輪のコミュニティーから伝達されたアイデアに関しては受け手のガードは一般に低いと思います。つまりそのコミュニティーの内部で話題になっていることは、自分も受容したほうが良いと感じやすいということです。

別の言い方をすれば、自分が構築した内輪のネットワークからもたらされた情報だという認識が、たんに受動的に情報がはいってきたのではなく、わざわざ自分で情報を取りに行ったのだという能動性を付与するのです。

その意味でTwitterはオーバードライブのかかった「口コミ」マシンだという風にも理解できるでしょう。

これが例えばTV広告などと根本的に違う点です。



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