一連のルービニ発言騒動をまとめておきます


一昨日(木曜)夜間のNY株市場は、「破滅博士」ことルービニNY大教授の「強気転換」を好感して、上昇したと伝えられた。

米NY大ルービニ教授:米経済は年内リセッション脱却も(Update2)
(一部引用)
ルービニ教授は、米経済についてインタビューに対し「底入れしたか、底付近に達した可能性がある」と指摘。「あらゆる意味で、経済や金融の状況は最悪期を脱した」と述べた
(引用終わり)

ところが、実はこのルービニの発言が「インタビューのいいとこ取り」であることが、直後に判明することになる。ゴールドの豊島さんの記事を引用させていただこう。

(以下一部引用)
ところが、ところがである。丁度この原稿を書いていた日本時間今朝6時すぎになって、Dr.Doomがプレス向けに用意した原稿を読み上げた。「あの報道はout of context=主旨と異なる。私の見方はno different=変わっていない」と。その彼の見方とは、景気はW字型を辿り、二番底を見る。原油は年末までに100ドル。追加的景気刺激策も必要になり、財政赤字は更に膨張。失業率は米国で11%、欧州で10%。Green shoots=希望の緑の芽どころか、yellow weeds=枯れた雑草しか見えない。2009年はno growth=経済成長は見込めず。その後の回復もweak=弱い。いやはや、まさにDr.Doomの面目躍如であるね。
(引用終わり)

なるほどね。真相はよくわかりませんが。
ご参考までに、もう少し臨場感のある記事をお読みになりたい方は、紅豚さんの↓の記事をお勧めします(笑)。

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