グロス氏:「新たな標準」下では、債券や配当付き株式に投資を
グロス氏:「新たな標準」下では、債券や配当付き株式に投資を
7月のビル・グロースのインベストメントアウトルック(英文)が公開されているが、それに呼応した記事が配信されているので、以下ご紹介しておきます。
(以下引用)
7月1日(ブルームバーグ):債券ファンド大手、米パシフィッ ク・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同投資責任 者ビル・グロス氏は1日、米国が貯蓄増・消費減という「新たな標 準」に向かう中、債券や配当のある株式に投資すべきだとの見解を示 した。
グロス氏は7月の顧客向けリポートで、高い貯蓄率や低水準の消 費、経済成長率が3.5%ではなく約2%の状態は数十年あるいはそ れ以上続く可能性があると指摘。投資家は「安定収入」を重視すべき だとの認識を示した。グロス氏は7560億ドル相当の資産運用に携 わる。
同リポートでは「『旺盛な食欲』ではなく『食欲がない』という のが米消費者を描写する適切な表現になるだろう」と記述。「それは 最低でも1世代は続くことになる」と述べた。
メリルリンチの指数によると、投資適格級社債の今年上期の投資 リターンは9.2%と、米国債を13.7ポイント上回った。
(引用終わり)