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【レビュー№1786】小説家になって億を稼ごう

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  小説家になって億を稼ごう 評価★★★ 刺激的な題名(これとて、本書で紹介されている「編集」の提案なのだろう)となっているが、平たく言うと「小説家のトリセツ」とでも言うべき内容か。 先にご紹介した「 キスカ島撤収作戦にかかる歴史小説 」の作者である著者は、既に累計販売1000万部を超える売れっ子作家で、綾瀬はるか主演による映画化、北川景子主演によるドラマ化がなされた作品もあると言う。 書中で何度となく出てくる著者の造語である「想造」という言葉が、本書の最大のテーマなのだろう。徹頭徹尾(何日も!)頭の中で考え抜いて、初めて文字にするという執筆スタイルは、例えば(ジャンルが違うとは言え)野口悠紀雄先生の(ネットやクラウドを駆使した)本の書き方とは対局にあるものであり、興味深く拝見した。 原稿の校正への対処の仕方、編集者との付き合い方、デビュー作が売れたらどうする?売れなかったらどうする?映像化の話が来た時の注意点、税理士と弁護士の活用、果ては万一に備えて著作権を含めた公正証書遺言を書いておこう!などと、ある意味お節介なまでにトリセツが展開される。 勘のいい読者なら、「これ自分のビジネスだったら、こういうところに注意しなきゃいけないんだろうな」と「想造」するだろう。そういう意味であれば、あらゆる人に読む価値のある本なのだろう。もちろん読み物として、十分面白いのだが。

【レビュー№1785】極超音速ミサイル入門

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  極超音速ミサイル入門 評価★★★ フジテレビで長く安全保障問題を専門とした報道に携わり、昨今はTwitterでも積極的に発信されている著者による極超音速ミサイルに関する入門書といった位置付けか。同じくTwitterのミリタリー分野でお馴染みの岡部いさく氏の手書き解説画が時折添えられており、緊迫した内容なのに、なぜかほっこりする気がするのはご愛嬌か。 野口悠紀雄氏も著書で指摘していたが、やはり極超音速ミサイル開発に於いて中国は先手を取っており米国は遅れを取っているようだ。 厄介なのは著者は敢えて強調してない様だが、現時点の極超音速ミサイルの射程は日本列島には達しているが、米国本土には及んでいないことだろう。ひと頃の北朝鮮の弾道ミサイル問題と似た構図が、核兵器保有国である中国との間で起きつつあることは非常に気がかりである。

【レビュー№1784】北海道の鉄道旅大図鑑

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 北海道の鉄道旅大図鑑 評価★★★ 鉄道を趣味の一つとしているはずの評者にとって、実は北海道の鉄路はほぼ未知の世界である。わずかに35年くらい前の学生時代に、青函連絡船(死語の世界はある #丹羽哲郎 )に乗って函館を訪れ、夜行の普通列車の函館発札幌行き(DD51牽引の旧型客車列車であったと記憶する)に乗ったのが唯一の経験だろうか?だから、本書に載っている様な、大平原や大湿原や大雪原の中を走る列車の中から車窓を楽しんだという記憶がないwww 読むと明日にでも飛行機か函館まで繋がった新幹線に乗って行ってみたくなる気になる魅力は、間違いなく北海道の鉄路には感じられる。やはり、本州や我が実家の九州ではこの風景は体験できないだろう。 それにしても、見てて気になるのが、北海道の鉄道の疲弊具合だ。往年の路線図を知る身としては、毛細血管が消失して骨格しか残ってない様に見えた路線図。車両も札幌を中心とした電車以外はおしなべて経年劣化(ようやくキハ40後継の電気式気動車が投入開始された様だが)。 一時はJR東日本との一体化ないし支援なども囁かれていた気がするが、コロナによりその東日本も屋台骨がぐらついている。 この本は見て楽しい本ではあるが、少し JR 北海道のことが心配になる気がしてくるのは、評者だけなのだろうか。

【レビュー№1783】八月十五日に吹く風

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八月十五日に吹く風 評価★★★★★ 前から申し上げている様に、評者が愛してやまない戦争映画として 東宝の「太平洋奇跡の作戦キスカ」 があるのだが、まさかこの時代に「 キスカ島撤収作戦 」が歴史小説として描かれるとは!数ヶ月前にひょんなことから本書の存在を知った時は大きな驚きを感じたが、読んだ後のいまはただただ作者に対して感謝の言葉しか無い。最後の数章あたりは号泣しながら読んでいたことを、告白しておこう。 評者は全く知らなかったのだが、作者は累計販売部数1000万部を超える売れっ子作家だそうで、既に綾瀬はるか主演による映画化、北川景子主演によるドラマ化がなされた作品もあるそうだ。 そんな作者が歴史小説を書き始めたのはごく最近のことの様で、この作品の前には義和団事件を描いた「黄砂の篭城」という作品があるそうだが、事実上2作目の歴史小説のテーマになぜあまり一般には知られてない「 キスカ島撤収作戦 」を選んだのかは大いなる謎だ。が、評者と歳格好の変わらない作者のことだから、子供の頃にテレビの洋画劇場で放映されていた 映画「太平洋奇跡の作戦キスカ」 を見て、いつかはあれを小説にしたいと密かに思い描いていたのでは無いのだろうか?そうとしか思えないほど、本作は登場する膨大な数に登るそれぞれの人物の心の内面に至るまでの描かれ方が深く、作者のこの作品にかける気迫とでもいう「風」を読んでいて感じるのだ。 ネタバレを避けるため、作品内容には細かくは言及しないが、米軍側の思わぬ「大物文化人」の本作戦への関与、映画では描かれなかった軽巡洋艦阿武隈に乗艦した「従軍記者」が実はキーマン(おそらくは本作執筆にかかる、新たな情報提供者なのだろう)であること、悲惨なアッツ玉砕の描写等々、上げればキリがないが、各章ごとの場面転換も絶妙であたかも映画かテレビドラマを見ているような錯覚に陥り、読者を飽きさせることがない。 本作に描かれていることが事実だとすれば「戦後」に関わるある「重大な決定」のきっかけが、実は「キスカ島撤収作戦」だと言うことになる。ぜひ歴史家の方にも検証頂きたいところだ。

【レビュー№1782】Number(ナンバー)1022号「HONDA F1戦記。1964~2021」

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  Number(ナンバー)1022号「HONDA F1戦記。1964~2021」 評価★★★★ 最近めっきりF1から遠ざかっているので忘れていたが、またまた今年限りでホンダがF1での活動をやめるということで、Number誌が特集。 表紙がアイルトン・セナのマクラーレン・ホンダということで、やはりホンダF1というのはいわゆる第2期が今も昔も全盛期ということだったのだろう。その時代を生で見ることができた(評者は運良く1991年の鈴鹿でのF1を生で観戦した経験がある。たぶん、生涯を通じて忘れ得ぬ宝物ような経験となるだろう。)。 内容は大半が第2期についての記事。お約束のセナ、プロスト確執の真相に始まり、マンセル、ピケ等々当時の四天王達についての記事が続く。途中でアルプスの少女ハイジに出てくるおじいさんみたいなのがインタビューに応じているので、誰だろうと思ってよく見るとゲルハルト・ベルガーだった。道理で、私も年を取るはずだと苦笑した。中嶋悟もインタビューに応じいるが同じく年取ったねw さて、ホンダラストランとなる今年、ひさびさにホンダエンジンのF1に20歳の日本人の若者が乗ることになったのだそうだ。ぜひ、新しい世代の飛躍を祈念したい。 個人的には、そろそろトヨタがF1に戻って来るのではないか?と思っているのだが。

【レビュー№1781】アームレスト マウスパッド

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  アームレスト マウスパッド 評価★★★★ これも今回の「設備投資」の際にFacebookのフレンドの方からオススメされたものなのだが、これまたなかないい。 どこがどう作用するのかわからないが、とにかく疲労感が少ないのだ。お若い方には関係ないのかも知れないが、評者のようなアラカンの人たちにはこういったものもそろそろ生活必需品なのだろう。

【レビュー№1780】Boyata モニター台

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  Boyata モニター台 評価★★★★ 職場のパソコンがノートパソコンとなったことでこのところ急ピッチで設備投資をしている。いままでディスプレイの高さを調整するのに本を重ねて置くという原始的な方法を取っていたのだが、ディスプレイをAmazonで買った時にオススメされたのがこちらwww。 そのまま買ってしまう評者もお人よしだが、意外にこれがいい。まずはディスプレイの下がすっきり。しかも、本商品は耐荷重15キロをうたってるだけのことはあり、実にしっかりしていて頼もしいのだ。 更に気づいたのが、適正なディスプレイの高さを保つことが、どうやら健康にもつながるようなのだ。 自律神経研究の権威の小林弘幸先生は、著書でパソコンでのワークが猫背に繋がり自律神経によくないと書いていた が、ディスプレイの高さを適切にすれば猫背は相当改善される。これを使い始めてから、疲労度がかなり軽減されていることは特記しておこう。