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【レビューNo.1345】経済の大転換と日本銀行

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経済の大転換と日本銀行 評価★★★ またまた 池田信夫氏の推薦図書 なわけだが、 以前読んだ著者の著作 以上に今回は色々な分野への飛躍が大きく、浅学非才な自分には理解が難しかった。 ただ、池田信夫氏が言うように日本経済が「 止まれない新幹線 」となったのであるのならば、個々の人々は国や社会と切り離してでも、自らが(少なくとも経済的には)生き残ることを真剣に考えなければいけないのだろう。

【レビューNo.1344】神龍特別攻撃隊―潜水空母搭載「晴嵐」操縦員の手記

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神龍特別攻撃隊―潜水空母搭載「晴嵐」操縦員の手記 (光人社NF文庫) 評価★★★ 先日、 NHKの歴史秘話ヒストリアで旧日本海軍の潜水空母こと伊400潜水艦の特集 をやっていたのだが、その番組で年老いた著者が出演されていた。 著者は、開戦の真珠湾攻撃の際の重巡洋艦利根の艦載水上偵察機から始まり、終戦まで艦載水上機乗りを続けた異色の経歴の持ち主だ。そして、その最後の出撃が番組でも取り上げられていた伊400艦隊の艦載機による特攻攻撃だったのだ。すんでのところで終戦となり、帰国途上で米海軍に拿捕、等々番組に取り上げられていた内容が、ご本人によって描かれている貴重な記録と言えるだろう。 意外だったのは、水上機の部隊ないし教育機関が、旧陸軍や他の旧海軍航空隊に見られるような暴力的な指導等があまり見受けられず、半ば共同体意識で士気が保たれていたらしいということだ。 戦後70年の今年、個人的にはまたこの手の読書が続きそうな気がした。

【レビューNo.1343】東京劣化

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東京劣化 地方以上に劇的な首都の人口問題 (PHP新書) 評価★★★★ 例によって 池田信夫氏推薦図書 だが、なかなかに辛辣な書。人口動態の歪さから、地方ではいま進んでいる高齢化が東京ではこれから急速に加速化し、約10年後には地域社会の劣化(高齢者ホームレスの激増)が始まり、約20年後にはインフラ等も劣化(ゴーストタウンビル街の発生)し始めるというのが、著者の見立てだ。実は評者の友人で地方のシンクタンクに勤務しているエコノミストがいるのだが、ほぼ同趣旨のことを約10年前から警告していた。その頃はなんのことか理解できなかったが、本書を読んで理解できた。 評者の実家も宮崎で、ご近所さんはみな高齢者という状況で、繁栄しているのは介護ビジネスばかりだ。東京もこれから急速にそうなるのだろ。

【レビューNo.1342】ぴあ武蔵小山食本

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ぴあ武蔵小山食本 (ぴあMOOK) 評価★★★ ちょうど 昨晩のアド街が武蔵小山特集 で盛り上がっているところであるが、時を同じくしてぴあからムック本が発売。珍しく女房が買ってきたので、さっそく一読し何軒か行ってみた。 地元民でもなかなか知らない店まで丹念に調べてあり、なかなか使えると思った。

【レビューNo.1341】私がアナウンサー

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評価★★★ 娘の学校で、先日保護者会なるものがあった。その際、卒業生によるゲスト講演会があったのだが、登壇されたのが著者だった。 早いもので、菊間元アナウンサーも43歳になられたそうだ。努力して弁護士になられたとは聞いていたが、やはり我々の世代にとって菊間さんと言えばフジテレビのアナウンサーであり、あの中継中の落下事故で大ケガをされた方ということになるのではないか。 本書は著者がその事故から約2年後に、関係者への取材調査等もした上で、事故後の回復の過程を記録した手記だ。 上記でご紹介した「講演会」で、著者は司法試験(ちなみに一度失敗し二度目の受験の折のことだったそうだ)の前日にふとしたことから本書を読み、事故時の自分がどれほどの苦痛を克服したかを改めて思い出し、号泣しつつも大いなる勇気を与えられ、結果試験に平常心で臨むことができたと言っておられた。 正直お話を伺うまでは、ちゃらちゃらしたお姉さんみたいな人なのかと思っていたが、聞いてみて驚いたのだが、小学校の頃から、フジテレビのアナウンサー(ただのアナウンサーでなく、当時飛ぶ鳥を落とす勢いのフジテレビということらしい)になることとその先は弁護士になることが明確な将来の夢だったそうだ。そして、その目的のため何をどうするかの葛藤が、著者の現在までの人生だったそうだ。 そんな彼女がまだ瑞々しい時代の記録は、今50になった自分が読むと気恥ずかしいものを感じる部分も無いではないが、こういう本を読んで、あの頃の自分はどうだったか?あれからどうしてきたのか?と振り返るのもたまにはいいのではないか?そう思わされた。

【レビュNo.1340】たった1日で即戦力になるExcelの教科書

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評価★★★ どなただったかに存在を教わって買ってみた。筆者にとって、 Excel本としては 外資系金融のExcel作成術 に続いて二冊目の読了となったが、 さすがに大ベストセラーとなった 外資系金融のExcel作成術 ほどの感動はこちらでは得られ無かった。が、 職場には置いておいてExcelで困った時に辞書代わりに引くと いうことでは、こちらの方に軍配が上がるのだろう。 明日から会社に常備しておこうと思う。

【レビューNo.1339】この一冊で仕事術が面白いほど身につく落語力

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評価★★★ 著者は評者と大学同期同窓で、同じゼミ(経済学部食糧問題専攻) に所属していた。ちなみに、 評者はそのゼミのゼミ代だったのだが、 本当にひどいゼミ代だったと思う。 今更ではあるが心からお詫びしたい。 食糧問題のゼミということもあって、 夏休みは毎年恒例で大潟村での泊まり込みの実習があったのだが、 評者は一度も参加しなかった。いや、できなかったのだ。 評者はその大学ではそこそこ有名な男声合唱団に所属しており、 平日もそうだが、 土日や夏休みの時期もほとんど休みなく部活のある状況だったのだ 。 本書の著者は、今は真打ちの落語家なのだが、 当時は大学の落語研究会に所属しておられたのを覚えている。 お互い分野は違うけれども、 真面目に一生懸命やってるんだなとは思っていたが、 まさか談志師匠に弟子入りすることが彼の夢であるとは知らなかっ た。 卒業後、 ワコールに就職したことまではご本人からお聞きした記憶があった が、ついに脱サラし立川談志師匠に入門し、立川ワコール(当時) として噺家デビューしたと風の噂に聞いた時は、驚いた。 あれから、約四半世紀が経って、 先日偶然に著者の投稿が評者のFacebookに流れてきた。 あわてて、彼のことをネットで調べてみると、 落語家として成功を収めておられ、 ついに本の執筆も3冊目に着手(先頃入稿とお聞きした) とのことで、更に驚いた。 たまたまこの本はKindle化されていたので、 あわてて購入して読んでみた。 彼は書中で謙遜しておられたが、 ワコールの営業マン時代もかなりのやり手だったようだ。ただ、 それも全ては談志師匠の弟子になるという目標がテコになっている ことが明らかにされている。 本書を一言で評論することは困難なのだが、 サラリーマンの経験があり経済学的な知見のある松岡修造が落語家 をやってます、みたいな話なのだろうか?(談慶さん違ってる? 実は4月から、公私共々様々なことがあり、 やや人間不信にまで陥りかけていたのだが、 著者の話を聞いていると、 こんな程度でくじけてはいかんなあと反省することしきりだった。 ありがとう、ワコール君w