凋落した日本の一人当たりのGDPと地方分権 ― 藤沢数希

毎度の金融日記さんのブログであるが、これも考えさせられる。
確か、野口悠紀雄教授もあまり大国でない方が、繁栄をしやすい時代になったと言っておられた記憶する。
(以下一部引用)

凋落した日本の一人当たりのGDPと地方分権 ― 藤沢数希: "日本は少なくとも経済的には世界で最も豊かな国のうちの一つだった。一人当たりのGDP、つまり国民の平均所得は常に世界のトップクラスであった。しかし、それも昔の話のようである。失われた20年の間に一人当たりのGDPは毎年順位を落とし、現在では先進国の中で下の方になってしまっている。満員電車の通勤やうさぎ小屋と揶揄される住環境は世界から馬鹿にされ、GDPのような数値には現れない生活の豊かさは、他の諸外国に比べて劣るといわれてきた日本だが、今やそのGDPさえも先進国の中では下の方になってしまったのである。名実ともに日本は貧しくなったのだ。



下の図は購買力平価で見たドル建ての一人当たりのGDPである。人口が100万人以下の都市国家(ルクセンブルクやマカオなど)は除外してある。
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