【諸事いそがしいので】週末読むべきブログ記事要約にて失礼

すいません、来週からの帰省の準備、iphone3GSのセッテイング、今日は女房が用事でいない、等々忙しいので週末読むべき記事の要約(グーグルリーダーのコピペ)にて失礼。
しかし、意外に内容は重要かつ濃厚なものが多いですよ。

欧州の中銀が保有金売却制限の5年間延長で合意

 [フランクフルト 7日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は7日、欧州の中央銀行が、保有する金の売却制限を現在の合意期限が切れる9月27日から5年間延長することで一致したことを明らかにした。
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    9~10月に予測される失業者の激増 その対策こそ次期政権の最重要課題だ - 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む

    日本の失業率は、2009年6月に5.4%を記録してなお上昇中で、今年中に過去最悪の5.5%を超えることは不可避だろう。雇用問題は、現在の日本経済が抱える最も深刻で、総選挙でも議論されるべき最大の課題だ。
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      Jim Rogers disagrees with Nouriel Roubini on Commodities and China

      Do not Invest in China now there is a problem says Jim Rogers In a recent Interview Investment Guru Jim Rogers said that he is not investing or buying any stocks in China now , cause the market...

      http://www.jimrogers.tk Wall Street King and Commodity Legend Jim Rogers " I always knew I wanted to be rich It wasn't so much to buy things ; I wanted to buy my freedom ." Jim Rogers "farmers are going to be driving Lamborghinies" Jim Rogers "the 19th century was the century of the UK , the 20th century was the century of the US , the 21 st century is going to be the century of China " Time magazine " Jim Rogers is the Indiana Jones of International Investing "
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        雇用統計

        7月の雇用統計。注目の非農業部門雇用者数は予想-325Kに対し、-247K。過去2ヵ月分は上方修正され、6月-467K => -443K、5月-322K => -303K。これで、第二四半期平均は-422Kになり、第一四半期平均は-691K。くっきりと改善しているトレンドが今月は見えた。ただ、7月は季調の問題で統計がトレンド以上に上げた可能性がある事を考えて置く必要があります。つまり、良い方向に向かっているのは間違いないですが、その度合いに関しては注意すべき。

        失業率は9.4%と、予想の9.6%を下回ったが、これは主に失業者と労働人口の低下からで、雇用が増えた分けではないです。それでも下がったのは去年4月以来。 平均週間労働時間は33.1で予想より0.1ほど高かった。


        Source: U.S. Dept of Labor, Briefing.com, Federal Reserve Bank of St. Louis





























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          予想外に良かった失業率、非農業部門雇用者数に関するコメント


          ケリー:失業率は今回過去15か月で初めて前月比で減少した。今回の数字の中にはリセッションの終焉を感じさせる様々な良い兆候が含まれていた。失業率は9.5%から9.4%へ下がった。非農業部門雇用者数は▼24.7万人と市場予想より良かった。

          フィル:労働時間も増えている。

          ケリー:労働時間は雇用の先行指標なので今回それが増えたのは良いことだ。また臨時雇用者数の減少幅も予想より少なかった。雇用市場は新しい局面に入ったという風に考えることが出来るかも知れない。それは即ち、失業者の急速な上昇はもう終わったが、労働人口の自然増という状況の中で失業率の拡大を抑えようとすると毎月10万人程度の新規の雇用を毎月創造してゆく必要があるわけで、それが現在のアメリカ経済に出来るか?ということだ。27週以上継続して雇われている、所謂、長期雇用者数は全体の3分の1に過ぎない。小売店の多くは未だ▼20%から▼30%を記録している。

          ケリー:労働市場を見るとどんどん新しい雇用機会が創造されているようには見えない。つまりこの回復が、所謂、ジョブレス・リカバリー(雇用なき回復)になるのではないか?ということだ。
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            ボリビアの塩原とリチウム 

            イメージ 1

            ボリビアの塩原とリチウム 

            リチウムがとれるので、 ボリビアはこれからサウジアラビアになる というニュース

            ボリビアの塩原の風景 すごい 氷みたい

            この塩水の中にリチウムがあるらしい


            abcニュース 最初に広告が入る




            brine ブライン 海 

            文学で使われるらしい 
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              マンデルブロの「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」を再読了

              ベノワ・B・マンデルブロの「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」を、ブラック・スワン日本語版が出た後再読了。

              「ブラック・スワン」を読んで、知的興奮に襲われた方にも。
              読んでみて、専門的に過ぎる、と思った方にも。
              自分は文系なので、金融工学は決して理解できない、と諦めてしまった方にも。

              おすすめします。

              本当に頭のいい人は、物事を人に説明するのに冗長にならず。
              本質を直感に訴えかけてコンパクトに説明するのが上手い。

              逆に、例えば数学の出来ない人ほど、複雑な数式を使わずには物事を説明出来なかったりするが。
              (ちなみに私は数学が不自由な典型的な文系人間です)

              本書は、数式が一切出てこないのに。
              効果的な比喩や過去の例の提示と、視覚に訴え直感に訴えるチャートを用いた説明により。
              複雑とされるフラクタル理論が何故金融市場にも応用可能なのか。
              何故これまでの主流派金融工学モデルには限界があるのかを、我々に語りかける。

              例えば、100年に一度の大洪水にも耐え得る堤防の高さと強度は、どの程度必要なのか、という命題と。
              無リスクに近いCDOスーパーシニアに必要とされる劣後比率はどの程度必要なのか、という命題は。
              共通するところが多い。

              川の水位の推移は、正規分布するだろうか。
              一度洪水になった後は、再び洪水になる確率が上がるのだろうか。
              水利学のような、自然を相手にする学問で観察される事象や法則性が。
              実は、金融工学にも応用可能であることが、様々な例から示される。

              「ブラック・スワン」が今回の金融危機を予言していた部分もあるが。
              著者たるタレブが書いているように、彼の議論の一部はマンデルブロの議論に支えられていて。
              2004年に書かれた本書、「The (Mis)Behavior of Markets, A Fractal View of Risk, Ruin, and Reward」も。
              早くから主流派金融工学モデルの限界を指摘していた。

              この本が、タレブが知られるようになった後でも、そして金融危機後にも日本であまり注目されなかったのは。
              このトンデモ本のタイトルのような「禁断の市場」という邦題のせいも多いのではなかろうか。
              原題の直訳は、「市場の(誤った)振舞い フラクタル的に見たリスク、破滅と報酬」ということになろうが。
              確かに非主流的な議論ではあるのだが、「禁断」って言われると…。
              別にマンデルブロは、「イケナイ」議論をしているわけではないので。
              スキャンダラスな響きを持つ言葉を使えば、耳目を集めて本の売上げ伸びるわけでもないのにね。
              こんなロジカルな本に、道徳観を表す言葉「禁断」なんて使わなきゃいいのに、と老婆心ながら思いますが。

              (余談ですが。
              この本の監訳者の高安秀樹氏が実はアレな気がして。
              過日ちらっと当ブログにも書いたが。
              本書の後書きでも、その余韻を漂わせている気がしてならないのですが…。)

              本書のポイントは極めて簡潔にまとめられる。
              1.価格の変動幅が正規分布に基づくという想定は非現実的であり、実際に観測事実に反する
              2.過去の価格は将来の価格に影響を及ぼさないという想定は非現実的であり、市場は過去起こったことを長期間記憶し続けそれは将来の値動きに反映される
              3.誤った前提に基づいて語られている現在の金融工学の水準は、「科学」というに値しない
              4.全ての金融資産の価格変動はフラクタル性という普遍性を持っていて、マルチフラクタルモデルを使うことによって「起こる頻度は極めて低いが、起こると壊滅的」な事象のリスクを勘案できるようになる

              こう書くととっても気難しそうな、オタク向けの本のように聞こえるが。
              実際には一つ一つのポイントについて、平易に複数回の言及があるので。
              一度分からなくても、次の言及箇所で改めて理解することが可能。
              科学者が書いた本とは思えないぐらい、親切。

              これまでの経済学が想定していたことが過ちだったことの例は、上記以外にもたくさんある。
              本書でも言及があるが、「人間(あるいは経済主体)は常に合理的であり、常に富と幸福を最大化させるように振る舞う」という前提。
              それが誤りなのに、主流的な経済学ではずっとずっとこの前提を疑わず。
              間違った土台の上に、Idiot Savantたちが建物を建てて、その偉容を誇ってきた。
              そして、金融工学しかり。

              世の中には危機が起きる前から、モデルはあくまでも道具であって、前提が誤っていれば出てくる結果も誤っていて。
              欠陥や限界があることに気付いていた人たちもいた。

              世の中、便利なカーナビ(=モデル)に慣れすぎて、カーナビが言うことを盲信して自分の頭を使うことを忘れてしまい。
              カーナビなしでは目的地に自分の力で辿り着けなくなってしまった人や。
              人間に元々備わっている方向感覚(=直感)をなくしてしまった人が、増えているような気がする。

              複雑なモデルであればあるほど、人間の直感の発動を阻害する。
              過度の単純化は、アウトライヤーを無視することなどによってリスクの過小評価を招いたりする。

              頼りにすべき地図が誤っていたかもしれない中で、それでも前進しないといけない我々に。
              人間の直感に訴えかける部分が大きい、この本とフラクタルモデルが与えてくれるものは大きいように思われる。

              ある意味デリバティブの入門書としても、おすすめします。逆説的だけど。
              特に金融に関わっているけれど、今ひとつデリバティブや金融数学がしっくりこない、という方に。

              関連記事

              デリバティブなんてもうオワタ、と思う人がどんなにナイーブかについての考察 2009-06-27




              禁断の市場 フラクタルで見るリスクとリターン 
              ベノワ・B・マンデルブロ リチャード・L・ハドソン共著 2008年6月日本版発行 \2400
              紺ガエルとの生活 ブログ版日々雑感  最後の空冷ポルシェとともに-禁断の市場

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                フェイスブックはもうカッコ良くないし、ついったーは落ちてばっかり


                テッククランチという、ネット界でおこっている新しいトレンドをスクープするブログは、時として辛辣であったり、ネガティブな事も書いてあります。
                或る記事でエレヴェーション・パートナーズのロジャー・マクナミーが深く考えもせずテッククランチにプレス・リリースを送りつけること関して、「でもあいつらいつもネガティブな記事しか書いてくれないから、、、スタートアップ企業がパブリシティーを求める場としては辛すぎんじゃないの?」と警戒的なコメントをしているのを読みました。
                確かにそうかもしれません。
                今日、テッククランチは「もうフェイスブックは20代の若者にとってカッコ良くない」という記事を書いています。これについては「でもフェイスブックは海外展開しているから大丈夫」とか、いろいろ反論があると思います。したがって米国内の若者のキモチが離れ始めているということが、そのままフェイスブックの凋落を意味するとは思いません。それにしてもコアのユーザー層からそっぽを向かれ始めるというのはマイスペースの例を挙げるまでもなくネット・ベンチャーにとっては恐ろしいことです。
                一方、ついったーに対してはDenial of Service Attack(DDOS)が仕掛けられているらしく、40分以上もダウンしています。ついったーに関しては僕は主に株に関するネタで、普通の情報ソースから漏れている情報を補完的に収集するという目的に使っています。(あとはもちろん、読者との交流にも使いますが。)
                するとこの前の「勝間現象」のようなことが起こると、いっぺんに自分にとってrelevantな情報が取れなくなり、フォロー・リストを「間引きする」必要が出てきてしまいます。ユーザーが増えることはネット企業にとって大事なことだと思いますが、僕にとってはsignal-to-noise-ratioの方が重要な問題です。

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                  Google Chrome 新しい Beta のご案内

                  2009 年 8 月 6 日
                  Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー

                  5 月に Google Chrome のアップデートを公開させていただいた後も、私ども Google Chrome (Chromium) のプロジェクトチームはユーザーの皆様のフィードバックをもとに、さらに使い勝手を向上し、お待ちいただいていた機能の追加を行っておりました。本日、その成果となる新しい Beta 版を皆様のお手元にお届けすることが可能となりましたので、お知らせします。バージョン番号は 3.0.195.4 になります。

                  まず、Google Chrome の変わらぬゴールであるスピードについては、私どもの継続した努力の結果を今回の Beta 版にて堪能いただけます。V8 と SunSpider のベンチマークによって、現在の Stable チャンネルで公開されているバージョンと比較して、30% 以上も高速になっております。

                  さらに今回は、高速化に加えて皆様の毎日がさらに楽しくなるように、今回はデザイン面でも改良を加えております。

                  今回の Beta 版では、カスタマイズ可能な新しい「新しいタブページ」、改良された OmniBox、そしていくつかの新しいテーマを提供させていただきます。テーマ機能は色やパターン、イメージなどでブラウザを彩ることができる機能です。

                  また、今回は HTML5 のいくつかの機能も含めております。

                  以下にこれら新機能について紹介します。

                  カスタマイズ可能な新しい「新しいタブ」ページ

                  「新しいタブ」ページは Google Chrome におけるもっとも利用されている機能の 1 つです。また一方で、ユーザーの方々から多くのフィードバックをいただいた機能でもあります。たとえば、愛しいネコの写真をオンラインアルバムで常にチェックしているのが、よくアクセスするページとして表示されるのが恥ずかしいという声もいただきました。また、逆に常に表示されて癒されたいとの声もあります。新しい「新しいタブ」では、好きな位置にサムネイルを移動することがドラッグアンドドロップで簡単に出来るようになったほか、特定の場所にサムネイルを固定し、「新しいタブ」から決して消えないようにすることもできます。さらには、右上のレイアウト変更ボタンを利用することにより、サムネイルを表示しない形式も選べるようになりました。


                  「新しいタブ」ページ上に表示されたウェブサイトのサムネイルをクリックしてドラッグすることでアレンジ変更することが可能です


                  特定の場所にサムネイルをピンで固定することも可能です

                  OmniBox の改良
                  OmniBox は Google Chrome の特徴を象徴する無くてはならない機能の 1 つです。わずかなキーストロークでユーザーの方のお望みのサイトにアクセスすることが出来ます。今回のリリースでは、ドロップダウンメニューの表示方法を最適化し、小さなアイコンを付け加えることで、ドロップダウンメニューに表示された項目が、サジェストされたサイトか、検索か、ブックマークの検索結果か、閲覧履歴からのものかをわかるようにしました。



                  テーマ機能の追加
                  Google Chrome を私たちはスピーディかつ安定した、そしてもっとも安全なものとなるように開発を続けています。そして今、ブラウザにテーマを加えるという部分から、スタイル面での機能追加にも取り掛かりました。味気ないインターネットのブラウジングの中でわずかでも安らぎが欲しいとき、今回から提供させていただくテーマをご利用いただけます。一度設定したテーマに飽きたときや違う気分になったときなどは、テーマギャラリー (英語) でいつでも好みのテーマに変更いただけます。ただ、このテーマ機能はまだ開発中です。提供させていただいているテーマもまだシンプルなものをいくつか用意させていただいたにすぎません。十分なテストを行うのとともに、テーマの拡充も図っていき、Stable 版としてご提供する際には、さらに多くのテーマを皆様のもとにお届けできることと思います。


                  Star Gazing テーマ

                  HTML5 機能
                  ブラウザで出来ることをさらに拡張することを私たちは常に志向しています。その中の 1 つにHTML5 (英語) 機能の実装があります。今回の Beta 版でもビデオタグと Web Workers を含めさせていただき、皆様にお試しできるようにしました。

                  スピード、スピード、そしてスピード
                  最新の Beta 版での JavaScript の実行速度の改善に加えて、ほかにもいくつもの改良が図られています。たとえば、新しいウェブページを開いた際、ほかのページがまだロード中であっても、Google Chrome は新しいページへのリクエストを適切な形で優先度をつけます。古いページのロードよりも先に、新しいページでのテキストやイメージ、そしてビデオなどを先に取得するようにします。今回の Beta 版でのページのロード時間は DNS キャッシュングやさらに洗練された DOM バインディング、そして V8 によるプロキシの自動構成機能により、さらに高速になっています。

                  Beta チャンネルへの参加は、こちらからお願いします。また、Beta リリースをお使いになって見つけられた不具合は http://code.google.com/p/chromium/issues (英語) に登録していただき、また、登録したものに追加や変更があった場合には更新するようお願いいたします。

                  日本語による Google Chrome のヘルプフォーラムも用意されておりますので、こちらもご利用ください。
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                      法務省オンライン申請システム

                      とりあえず申請手続きは終わった。

                      今回、初めて会社設立。初めて「法務省オンライン申請システム」使った。
                      今年の確定申告では多忙でe-Taxもできませんでしたが、この会社設立のためにICカードリーダ買って、住基ネットカードも作成しました。

                      わたしと同様に合同会社を作ろうと思っている人にアドバイスすることとしましてはこんなところ。


                      (1) 合同会社設立は実は超かんたん。代行を依頼せず自分でやるべき。
                      ちなみに一番難しいのは法務省オンライン申請システム(特に設定作業・支援ソフトウェア含む)...
                      添付書類作成では法務省のWebにある申請手続きの説明と、申請書類記載例が頼りです。

                      (2) 合同会社は定款を紙に印刷・押印して提出してもOK!?登記所では印紙は要求されなかった。何度も登記所で確認しなおしたのですけど、印紙はいらないとしつこく言われたので、印紙なしの紙で提出してきた。(しかし後になって印紙代未納といわれないために、いらないといわれたがCD-Rに焼いた電子署名済みの定款も渡してきた。★本当に★印紙不要ならCD-Rは捨てていただいてかまいませんと...)
                      でも、ネットで調べると合同会社であってもやっぱり紙の定款には印紙がいることになってます。紙定款だと、登記所提出用の定款には貼らなくてもよいが自社保存用の紙定款には印紙を貼る義務があるということかな?どーもこの辺システムがよくわからない。まーそうだとしてもわたしは電子署名済み定款は原本として持ってますけど。

                      (3) 結局登記所いくんならオンライン申請の意味ないじゃん!と思われるかもしれませんが、そのとおりです(笑)
                      仮に定款他の書類を電子署名してオンラインで送ったとしても、資本金の払い込みの証拠(通帳コピー)と印鑑届書は紙提出ですし。完全な電子化になっていないのです。
                      しかし結局は行ったほうがいろいろと早いです。融通も利きます。法務省オンライン申請システムのヘルプデスクに電話しても「管轄法務局に確認してください」と言われるだけですから。(彼らは純粋にシステムの操作方法しかサポートしないようだ)

                      (4) 初期設定が面倒で、支援ソフトとWebに分かれて無意味に複雑で、JAVAのバージョンにめっちゃシビアな法務省オンライン申請システムですが、しかしこのシステム、評価できることがあります。それは登記事項証明書(=謄本)をとる際に、窓口よりも手数料が安いことです。不動産のも、会社のも、謄本は送料込みで700円です。ちなみに窓口は1,000円。
                      民亊法務協会がインターネット登記情報提供サービスやってますが、こっちは「登記情報の閲覧」にすぎません。表示された情報を印刷しても謄本にはなりません。値段は480円と安いですが。
                      つまり、謄本が必要なときは、窓口で取得するよりも、法務省オンライン申請システムで取得したほうが安く済む。郵送なので1日タイムラグがあくのが弱点ですけど。


                      合同会社の設立登記を一番わかりやすく、手間をかけず、カネをかけずにやるには、法務省オンライン申請システムを使わず、登記所で紙で提出することだと思います。ただし定款だけはあとで印紙税の問題が出ないように、自宅で電子署名してCDに焼いた定款を持ち込むのがよいのではなかろうか?

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