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【レビューNo.1551】相続対策で消える富裕層、生き残る富裕層

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評価 ★★★ 今は亡き北海道拓殖銀行に入社後、東京都や大手税理士法人勤務の後独立した税理士による相続事業承継指南書。著者は近時、元々の出自である銀行業界や建築業界等による「提案営業」を強く批判しており、本書ではその対案が明示されてるのだろうと思い、期待しながら読んだのだが、当たり前だがそんなことは決して無かった。やはり、ローマへの道は容易で無いのだ。 終章で「自分で考えることをやめたらダメだ」と書き、「全て税理士に任せてる」と言う資産家を一刀両断にしているのだが、この点は評者も完全に同意だ。職業柄評者も様々な方と出会うのだが、しばしば思うのが「なぜこの人たちは自分のことを自分で考えないのだろう?」ということだ。そういう人たちは、著者が言うように「合法的」な「提案営業」の人たちの餌食となるのだろう。

【レビューNo.1550】週刊金融財政事情 2017年 6/12 号

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評価 ★★★ 本誌は預金系金融機関の業界誌であり約 30 年近くお目にかかっているが、ついに今号は「地域金融機関が挑む資産承継ビジネス」が特集となつており感慨深いものがある。 驚いたのは評者の帰省先の地銀が、大々的に相続ビジネスに乗り出したとの記事だった。 あわてて HP で確認 したが、これは個人的には非常にありがたい安心材料となったことは告白しておこう。

【レビューNo.1549】日本に自衛隊がいてよかった

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評価 ★★★ ヒゲの隊長こと佐藤議員の Facebook で本書の著書のことを知った。調べてみると大震災直後のことを書いた本書がベストセラーとなっていたと知り手に取った次第。 大震災における自衛隊の活動状況についての新聞連載記事が元となっているようであり、その凄惨な現場での出来事の記録は、読んでおいて損は無いだろう。自衛隊なかりせばどんなことになっていたか、考えただけでも恐ろしい。

【レビューNo.1548】KINZAI Financial Plan No.388(2017.6月号 特集:女性目線でひも解くセカンドライフの意識と準備

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評価 ★★★ FP1 級正会員の事実上の会報誌であるが、毎度のことながら気づきの多い内容だ。 例えば P48 の「代償分割と生命保険」であるが、知らないと本当に間違ったアドバイスをしてしまいかねない落とし穴だ。 やはり有資格者は毎月精読するべきだろう。

【レビューNo.1547】親の家を片づけるなら「プロ整理業者」に任せなさい

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評価 ★★★ 過日の週刊ダイヤモンド相続特集 記事で知った遺品整理業者社長による事実上の自社 PR 書。 前半はご本業の遺品整理についての赤裸々な実態と社業の必要性についてが綴られておりここについては違和感は無い。 後段の一般的な相続における留意事項(遺産分割、相続税、空き家問題)については、悪くはないがこういったことは他にも専門家の方がいらっしゃるということは言っておくべきだろう。ただ、結果としては本書が、ごくごく普通の方にとっての格好の相続(対策)入門書となっていることには変わりは無いが。

【レビューNo.1546】米中戦争 そのとき日本は

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評価 ★★★ 米中戦及び日中戦が起きるとすれば、どの様な展開になるかのシミュレーションを元幹部自衛が公開情報を基に行った書。 現時点では北朝鮮のリスクばかりに目が行くのはやむを得ないのであろうが、本書を読むとやはり対中のリスクが当地域の最大の懸念事項なのだろうと本書を読むと理解できる。 特に著者が想定している日中戦のシミュレーションは実に悩ましい(ネタバレを避けるべく中身は書かないが)。また、米中それぞれの得手不得手についてもよくわかる。それがために想定されるシナリオは知っておいて損はない様に思った。

【レビューNo.1545】安全保障は感情で動く

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評価 ★★★ 著者は昨今 アゴラの安全保障ジャンルの執筆陣 となった様なので、手にとってみた。当然とは思うが元自衛官( 3 等空佐で退役)で、ご出身が早稲田大というのは珍しいのだろうか。 まあ中身は読んでのお楽しみだが、北朝鮮と米国、中国と米国との間とでの戦争発生の可能性について書かれてある。著者の見立ては、強引にまとめてしまえば、そのいずれも可能性は低くないといったことになるのだろうか。 本書でも 日高氏 の著書にもあった様に戦争の定義の変更、いわば戦争 2.0 とでも言うべき時代の到来を感じる。すなわち、現代の戦争は陸海空三軍などに止まらず、宇宙及びサイバースペースまで含めた総力戦なのだ。その意味では既に米中戦争も始まっていると考えるのが妥当なのだろう。 なお、気になる北朝鮮については、体制崩壊により核兵器や生物化学兵器の拡散を防ぐべく、米韓両軍が北へ向かうシナリオを想定しておられる様である。トモダチ作戦も対北作戦の布石だと著者は看破するが、我々の知りようもないところで、事態は進行するのだろう。