最近読むようになった金融日記さんのブログから。 (以下全文引用) 菅さん、やっぱり官僚主導に戻そう! from 金融日記 by kazu_fujisawa 経済における第三の道、菅直人公式サイト、2009年11月22日 最近経済における「第三の道」を考えている。 つまり60年代の日本の高度成長はなぜ可能だったのか。そして80年代後半のバブル崩壊以降なぜ日本は長期の経済低迷に陥ったのか。さらに、2000年代に入り進められた規制緩和など市場万能主義の小泉・竹中路線がなぜ失敗したのか。 端的に言えば80年代以降、投資効果に低い公共事業に巨額の財政をつぎ込んだのが経済の低迷の原因。小泉・竹中路線は、リストラなどによる各企業の競争力の強化が社会全体の生産性向上になると考えたが失業を増加させ、社会全体としての経済成長につながらなかったのが失敗の原因。それでは過去の失敗を繰り返さない経済運営における「第三の道」は何か。 現在、深く考慮中。 =====引用終わり============== ・ ・ ・ 民主党にはマクロ経済戦略がないと批判されてきた。 しかし、僕はそれでも民主党に期待していた。 どんなに正しい政策でも選挙で勝てなければ意味がない。 優秀な政治家は、国の経済を本当によくするための真の政策を実行しながらも、大衆に受けるためのポピュリズムともつねに向き合っていかなければいけないのだ。 タフな仕事だ。 選挙に勝つためには「小泉・竹中の市場原理主義のせいでみんなの生活が悪くなった」なんていうわかりやすいキャッチフレーズを叫ぶことも時には必要だっただろう。 実際には小泉・竹中政権の時は失業率も3%台で最低だったし、GDPも成長したし、財政赤字もはじめて減らしたのだけれど、政治家というものは選挙に勝たなければいけないのでライバルを蹴落とすためにある程度汚いこともやらなければいけない。 生易しい世界じゃない。 僕もそれは理解できる。 そして実際に政権をとって、本当に政策を担当するという念願がかなったわけだ。 選挙に勝つという結果をだした。 結果は結果だ。 僕は素直にオメデトウといいたい。 民主党はマクロ経済戦略がないといわれていたけど、僕はそんなことは決してないと思っていた。 どんな政策でも、ましてそれが正しければ正しいほど、既得権益層からの反発にあうし、党内の利害関係の調節が大