【レビューNo.1616】ゼブラ ジェルボールペン サラサクリップ 0.7 青 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 11月 23, 2017 評価★★★ こちらの本で松屋銀座宮崎バイヤーがおススメされていたボールペンはすでに製造中止となっているようでどうも本品が後継品のようだ。前から自分も買って持っていたことに気がついた。仕事の都合で一時的に青ボールペンを買う必要性が生じて買ったのだが、その後用がなくなったので忘れていた。使ってみると、確かに万年筆に似たような書き味。青のボールペンと言うのも万年筆に近い色となるのがいいのかも知れない。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能 1月 27, 2013 以下は、動画中の野口悠紀雄氏の主張まとめ ((注)同氏の個人的見解でありますので、誤解の無いように。投 資等は自己責任でお願いします。) 1 金融政策は効かない、それが歴史の事実。お金を増やそうと思 っても、経済全体に需要が無いから増えなかった。 2 2%の物価上昇はできない。08年に原油価格が上昇した時に ただ一度だけ1%を超えたのみ。1%すらできるはずがない、2% はできない。 3 金融政策は加熱している経済を冷ますことはできる、がその逆 はできない。 4 インフレ期待が上がると、名目金利が上がる。よって金融緩和 によって実質金利が下がることはあり得ない。 5 株や不動産などが実体経済と乖離して上がるのがバブル。いず れ崩壊し経済が大混乱する。バブルは起こる(と思ったほうがいい )。今の株高もたぶんバブル。企業の収益と不動産の収益をチェッ クしておくといい。 6 今の円安は去年の10月からだ。となると、原因はユーロ危機 の一服と考えるべき。その証拠にイタリア国債の利回りが7%くら いから4%くらいに低下している。その動きと円安はほぼ連動して いる。 7 今の金融緩和の本当の目的は国債の消化であることは明白だ。 物価の話とかは仮面だ。国債の金利負担を低下させるためだ。いつ までできるかどうかはわからない。札割れが既に起きつつある。無 制限には金融緩和はできない。突破するためには、日銀引受しかな い、やるかどうかはわからない、が可能性はある。今の日銀法なら ノーと言えるが。だから日銀法の話が出ている。過去戦時中の日銀 法であれば、政府は日銀に国債の引受を命令できた。 8 このままになると、定期預金がチャラになるということで、国 民 は負担を負うことになる。戦後に現実にあった、また起こるという ことだ。ハイパーインフレではないが、100倍くらいのインフレ が起きるということだ。大変であることに変わりは無いが。どの程 度になるかは、わからない。終戦直後と違うのは、資本取引が自由 であるから、キャピタルフライトが起きるだろう。円安で国内イン フレがコントロールできなくなる危険性が強い。日銀の独立を破る ということは、そういうリスクが起きると考えるべきだ。 9 財政出動のために国債の金利を下げたいのだが、それが表立っ て言えないから物価上昇の話にすり替... 続きを読む
マンキュー入門経済学 6月 20, 2009 何かあれば、池田信夫氏が「マンキューくらいは読め!」と説教される マンキュー入門経済学 を図書館から借りていたが、 ブラックスワン が納品(すでに発送とのメール受信)になりそうなので返却することにした。 ざっとしか読めなかったが、少なくとも 池田信夫氏が指摘 するように『 マンキューの原理ぐらいの経済学は、大学入試の必修科目にしたほうがいいと思う。』(←は池田氏記事ママ) そこで、以下に「 十大原理 」を記載しておく。詳しくは↑の池田信夫blogリンク先記事をご参照下さい。 人々はトレードオフに直面している あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である 合理的な人々は限界的な部分で考える 人々はインセンティブに応じて行動する 取引はすべての人を改善することができる 市場は経済行動を組織化するよい方法だ 政府はときどき市場結果を改善することができる 一国の生活水準は財とサービスの生産能力に依存する 政府が紙幣を印刷しすぎると物価が上昇する 社会はインフレーションと失業の間の短期トレードオフに直面している 続きを読む
【レビューNo.1852】ウクライナ戦争 2月 26, 2023 ウクライナ戦争 評価★★★★ 早いもので、ウクライナとロシアが戦争状態(ロシア側は依然として戦争という言葉を用いて無いようだが)となって1年となる。開戦後、テレビ等にて専門家として著者が引っ張りだこで出演されていたが、実は評者は著者がほぼ無名の頃からそのTwitterをフォローしていて存在は存じていた。ただ、それはミリタリーにかかる話題になった時(多くは北朝鮮問題だったと記憶するが)に、脇から突然出てくる旧ソ連マニアの変なおっさん?という感じであって、かような専門家の方であるとはついぞ思ってなかった。 本書の冒頭は、2019年に著者らがウクライナ国内にある旧ソ連時代のICBM発射基地(現在はミサイルや核弾頭等撤去の上で、博物館として公開されているらしい)を訪れた時の記憶から始まる。 著者もそこで述べている様に、21世紀の戦争はミサイルが飛び交い一瞬にして勝敗(勝者が残るかどうかは知らないが)が決するものになると思われていたが、今ウクライナで繰り広げられているのは、第二次大戦や第一次大戦を彷彿とさせるいわば肉弾戦だ。 なぜ、この様なことになったのか、そして開戦以来の概要と今後の展望について著者の見解が述べられている。それを見ていて、ため息をつくようなことばかりであったことばかりであったが中身までは書くまい。 続きを読む