投稿

【レビュー№1827】京成はなぜ「国内最速」になれたのか

イメージ
京成はなぜ「国内最速」になれたのか 評価★★★ この一年くらい、月に一度くらい京成上野から京成本線に短区間乗ることがあったのだが、スカイライナーが空気を乗せて走ってるのを見るにつけ心配になっていた。たまたま図書館でこちらが蔵書になったので読んでみた。そしてそのスカイライナー乗車記がプロローグとして本書は始まる。やはり一両あたり5人程度の乗車が、現在の実体のようである。 ここから目次を経て本章が始まるが、言うまでもなく京成電鉄の創業から今日までを振り返る内容となっている。人車(皆さん何のことかご存知だろうか?)からの創業、都心(上野)乗り入れへの執念の寝技、京急と都営線との直通乗り入れに伴う世紀の改軌(みずほの関係者はこの辺り一読学んだ方がいいのでは?一日の運休もなしに成し遂げた奇跡の作戦)、成田空港、バブル崩壊とその影で今なお放置される未成線、ディズニー開業、スカイアクセス線構想とその開業、新型コロナによるインバウンド需要激減、などなどこれほど浮沈の激しい私鉄も珍しかろう。 知らなかったが今のスカイライナーは故山本寛斎のデザインだそうだ。道理で洒落ている。そう遠くない日に、スカイライナーに多くのお客さまがあふれて、沿線を(最高)時速 160 キロで疾走するのを願って止まない。

【レビュー№1826】足指のばし

イメージ
  足指のばし 評価★★★ この前に読んだ マウステーピングの本 の共著者の一人はもともと本書で紹介されている足指のばし体操でマスコミ等で取り上げられ、有名になった方(開業内科医)の様である(なお、今から約3年前の刊行)。 軽い気持ちで本書に書いてある足指のばし体操を始めてみたら、わずか数日で驚きの変化が生じた。人にもよるのだろうが、私の場合ここ数年皮膚科に通いっぱなしで半ばあきらめていた右足小指の爪水虫と右足裏の魚の目が、たった数日で改善し始めたのだ。無論、本書に書かれているような、体が軽くなって楽に歩けるというのも実感する(体幹がしっかりした気がする)。 わずか一日数分のゆびのばし体操を毎日続ける(これが難しいかも知れないが)ことで、積年の悩みが解消に向かっていることはありがたい。しばらく続けてみようと思う。

【レビュー№1825】世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング

イメージ
世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング 評価★★★★ 前々から立川談慶師匠がマウステーピングをやっていたことは知っていた。その師匠が少し前に、本書に寄稿したことを告知していたので読んでみようと思った。私もたまに気が向いたらマウステーピングをやったりしていた(ちなみに喘息持ちの娘は毎日している、そのためか近年あれほど苦労した喘息が軽快し、血液アレルゲン検査でも良好な結果になったと聞く)が、本書を読んでみて、私自身も毎日続けることを決めた。たぶん、健康にはいいのだろうとは思っていたマウステーピング(というか鼻呼吸)だが、ここまで状況証拠を並べられると、もうぐうの音も出ない。 しかも問題なのはマスクを四六時中つけるコロナ禍となって、日中でも知らず知らずに鼻呼吸から口呼吸(マスクをしてるとあくびをても人にバレないと、のんびりしてる人は私だけではまさかあるまい)になっている可能性が高いというのだ。そのためにかかるはずのない数々の疾病になっていたとしたら、、、、、 本書ではマスクをしている時もマウステーピングすることを薦めているが、私も試してみようと思う。

【レビュー№1824】地球の未来のため僕が決断したこと

イメージ
  地球の未来のため僕が決断したこと 評価★★★ ビルゲイツの 20 年ぶりの本だというので手に取ってみたが、 実につまらない ( 失礼 ) 。 彼は 自らをエンジニアだと本書で言っているが、読んでみるとそうなのだろうと納得する。 Windows なかりせば世界はどうなっていたかわからないが、その開発者がたまたまゲイツ で、彼が兆円単位の巨万の富を得たことは市場経済の正解なのかエラーなのかは、私には判 断がつかない。 きっとタレブは賞賛するのだろうけれども。 その彼がこのところ血道を上げているのが、エネルギー ( あえてカーボンという単語は使い たくない ) 問題だという主張が、本書なのだろう。 池田信夫氏の「意訳」によれば、彼は原子力に活路を見出している ということのようだが、 本書の中でそれについて触れている部分はごくごくわずかである。 もはや国家をも超える財力を持つ彼が向かうところによって、この先の地球や世界が左右 される可能性があることは少し怖い気もしないではないが。

【レビュー№1823】コロナとがん

イメージ
  コロナとがん 評価★★★ これも、例によって図書館の返却本棚での掘り出しもの。東日本大震災の際に、ボロボロになりながらもTwitterで真実を語り続けた著者の名を今でも覚えている。その頃は誰もその内容を信じなかったが。 そしてまた同じ愚を、今回新型コロナにおいて犯しているというのが著者の見立てだ。 それは、がんによる死者と新型コロナによる死者との数を対比すれば、小学生であっても理解できることだろう。 かくして、歴史はまた繰り返してしまうのだろう。

【レビュー№1822】東京に汽車があった頃

イメージ
  東京に汽車があった頃 評価★★★ これも、例によって図書館の返却本棚での掘り出しもの。昭和 40 年代の東京を中心とした鉄道の記録写真集。この時代評者は広島在住だったので、知らない部分が多かったので興味深く拝見した。東京駅発着の花形だったブルートレイン、上野駅に発着する無骨なデザインの EF57 、クジラの様な顔のキハ 81 など懐かしい写真が多数。また、この時代は都電や玉電も「現役」だったのかと思い出させる。

【レビュー№1821】ウルトラマンの現場

イメージ
  ウルトラマンの現場 評価★★★★ 例によって図書館の返却本棚で発見(野口悠紀雄先生による役に立つ本の発見方法)した掘り出し物。 思えば先日イデ隊員の訃報を聞いたばかりだったので大型本ではあったがお借りして拝見。 大半は撮影途上でのウルトラQとウルトラマンのスナップ写真であるが、時に俳優陣へのインタビュー(ウルトラマンのスーツアクターであった古谷敏)もあり、その内容も面白いものがある。 特撮中二病のオジサンにはたまらない一冊だろう。