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【レビュー№1704】お金の流れで読む 日本と世界の未来

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評価★★ 投資界のカリスマなどと言われているジム爺であるが、最近のメディア等での発言は明らかにコマーシャルベースのものが多いのは、皆が認めるところでは無いだろうか。 かつての 世界一周本 などでのみずみずしさが、意図的かどうか別にせよ失われてしまったのは残念な限りだ。 本書も厳しい評価を付けざるを得ないだろう。この本で述べられている個別セクターや個別国への投資判断は、彼の主観でしか無いのだから。 唯一読んでためになるのは、第5章あたりか。 おなじみの「投資で儲けたら、しばらく海にバカンスにでも行け」や「投資家に必要なのは、ほとんどの場合「何もしない」ことなのだ」など、わずかに彼ならではの投資の箴言が垣間見える。

【迷著再読№1】「超」集中法

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評価★★★★★ 池田信夫 blog の有料メルマガ を購読してるのだが、少し前から「名著再読」と称する過去に氏が書評した名著の再レビューが始まっている( カーネマンのファスト&スロー などが登場)。そこで拙 blog でも猿真似で過去にレビューした際に★ 5 つをつけたものについて可能な限り再読してみたい。 第一回は 野口悠紀雄先生のこちら 。 本書の主張は第 1 章にある「 2 割を制する者は 8 割を制し、 8 割を制する者は天下を制する 」であり、俗に知られる「 8:2 の法則 」を理論的に解明しようとしている。問題は「コア」の 2 割をいかに発見するかということなのだが、驚いたことに著者は一般の人向けには「できる人の技を盗め」とまるで 筋肉体操弁護士の勉強本 の様なことを仰る、、、、、、、、いや要はものごとはそういうことなのだろう。 4 年ぶりに読んでみたが全く古さを感じさせない(それは著者の 「超」整理法 や「 超」勉強法 もそうだが)のは流石。昨今は note での執筆 も開始された著者( 78 歳の爺さんでっせ!)の老いることのない探究心に感心することしきりであった。

【レビュー№1703】東大卒筋肉弁護士のもう後がない状況でも確実に結果を出せる超効率勉強法

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評価★★★ NHK で放送され一躍爆発的人気となった筋肉体操に出演する小林弁護士による書き下ろし。氏は東大文一に合格するも燃え尽き症候群からか大学は 2 度留年し、法科大学院はいわゆる一般の方がチャレンジされる 3 年コースを選択する屈辱を受けるが、ここから一念発起して司法試験は一発合格を果たしたという。趣味のコスプレでの見栄えをよくするために筋肉トレーニングを始めたという変わり者。しかし、その趣味が高じての今やタレントの一角を担う(気付かなかったが紅白にも出場していたそうだ)。 その彼が、ここまでに至った経緯やメソッドをここに書いているわけだが、読んでいて野口悠紀雄氏の 「「超」勉強法」 と似ていること(音読、歴史の勉強における語呂合わせによる暗記など)が多いということに気づいた。何のことはない、本書にも書いてあるが、要は「できる人のマネをするのが早道」なわけだ。若い人にとっては本書の方がいいだろう。だが、本質的なことまで踏み込んで理解されたい向きには、続いて野口悠紀雄氏の 「超」勉強法 をお読みになることをオススメする。

【レビュー№1702】人生は攻略できる

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評価★★★ なんども書いているが、著者は評者にとっての何人かいらっしゃる勝手にこっちがそう思ってる人生の恩人のひとりである(他に、野口悠紀雄氏、長嶋修氏、春山昇華氏などがいらっしゃる)。まえがきによると本書は、著者にとって初めての若者向けに書かれた本であるそうだ。近著の「 専業主婦は 2 億円損する 」はおそらく初の女性向けの書だったので、その続編のイメージは濃い。なお「 2 億円 」本のレビューにも書いたが、同書のあとがきで著者は初めて自らの人生についてカミングアウトしている(なお、その内容についてはその後大幅にアップデートされて「 80's エイティーズ ある 80 年代の物語 」という書物になっているので、関心のある方はご一読を)。それでかなり吹っ切れたのではないだろうか。 本書の内容は基本的に著者の既著をわかりやすく書いてあるだけだ。だが、誰しもそうだろうが、子供や若い人にわかってないことをわかりやすく説明するというのは結構難儀な作業だろう。率直に言って本書を高校生が読んで理解できるかどうかはその難易度からして疑問(一部高校生の娘に読ませたが、やや誤解していたようだ)ではあるが、橘玲を知らない人がその論説を知るには好著と言えよう。

【レビュー№1701】週刊東洋経済 2019年3/23号 [雑誌](不動産バブル崩壊前夜)

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評価★★★ ついついネット広告のおどろおどろしい表紙に騙されて買ってしまったが、書いてあることはほとんど評者にとっては既知のことだったので、以前ご紹介したダイヤモンドの事実上の「スルガ銀行特集」の様な衝撃さはまずないと言っておこう。 唯一新ネタと思えたのは、オープンハウス社の安売り戸建についての言及か。おなじみ長嶋修さんが、厳しめのコメントをされているのが目を引いた。 なお特集とは関係無いが書評の記事で、橘玲氏の「もっと言ってはいけない」や猪谷千香氏の「その情報はどこから?」が紹介されている。

【レビュー№1700】週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2019 vol.1 死後の手続きはこんなに大変です

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評価★★★ こちらの週刊誌の特集号が一時 Amazon のランキング総合 22 位になっていたそうである。世はまさに一億総終活時代なのだろう。ご自身がそうである方、親御さんがそうである方を考えれば、日本の全人口の半分くらいが直面している問題なのかもしれない。 本書は終活の入門書としてはお手頃だろうが、細かいところで疑問なところが無いわけではない。例えば、健康保険は国民健康保険に入っていることを前提に書類の事例が紹介されているが、普通に本書のターゲットとなる方であれば、後期高齢者保険の被保険者であるはずだ(実は国保とは微妙に違いあり)。その辺については、 以前評者がご紹介した本 には詳細に後期高齢者保険の被保険者の場合の対応方法について記されている。 毎度申し上げているが、いかに信頼できる専門家にこういったことを相談できるかが、鍵と言える。何事もそうだろうが。

【レビューNo.1699】自衛隊の今がわかる本

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評価★★★ 普段、 国防関係のTwitter上の個人的なリストでフォローしている方 の近著。著者は軍事フォトジャーナリストの方で、映画「亡国のイージス」や新劇場版エヴァンゲリヲンのミリタリー部分の助言もしているそうだ。題名通りで、これ一冊読めば(画像も多いので、見ればという感じもするが)自衛隊の現状認識はほぼ完璧であろう。自衛隊の現状の最大の問題点は人手不足だと著者は言う。当たり前だが日本国全体の問題点と同じであった。